名古屋駅
所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅 |
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所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 日本貨物鉄道(JR貨物) 名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線) 名古屋市交通局 |
駅構造/ホーム |
高架駅/2面4線(新幹線)・6面12線(在来線)・1面2線(あおなみ線) 地下駅/1面2線(地下鉄東山線・地下鉄桜通線) |
乗車人員 (降車客を含まない) |
143,058人/日(2021年・JR東海) 13,422人/日(2021年・名古屋臨海高速鉄道) 143,984人/日(2021年・名古屋市交通局) |
開業 | 1886年(明治19年)5月1日 |
乗り入れ路線 | 7路線(東海道新幹線・東海道本線・中央本線・関西本線・あおなみ線・東山線・桜通線) |
有人駅であるか | ○ |
JR全線きっぷうりば (みどりの窓口)が 存在しているか |
○ |
クイックアクセスガイド
名古屋駅(なごやえき)は、愛知県名古屋市中村区名駅にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)・名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)・名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)の駅となっています。
中部地方最大のターミナル駅であり、広域輸送の拠点となっています。JRは東海道新幹線の全列車が停車し、在来線は当駅を中心に各方面へ特急列車が発着しています。市内各所を結ぶあおなみ線、名古屋市営地下鉄も乗り入れており、近接する名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅とあわせ、中部地方最大の鉄道ターミナルとして機能しています。駅長・駅員配置駅(直営駅)であり、管理駅として、尾頭橋駅・枇杷島駅の2駅を管理しています。
略称の「名駅(めいえき)」は当駅周辺の地名となっていて、第2回中部の駅百選に選定されています。
JR東海本社が入居する駅ビル「JRセントラルタワーズ」は都市再開発によって1999年に竣工し、「世界一背の高い駅ビル」や「世界一売り場面積の広い駅ビル」としてギネス・ワールド・レコーズに申請されたことがありました。名古屋のランドマークとなり、利便性を生かして多大な集客力を誇っています。このビルを発端として駅周辺は数多くの再開発が進められています。
新幹線
14・15:静岡・東京方面(上り)
16・17:名古屋・新大阪方面(下り)
在来線
1・2:東海道本線豊橋・武豊方面(上り、1は現在使用停止)
3・4:主に東海道本線豊橋・武豊方面(上り、岐阜・大垣方面の使用あり)
5・6:東海道本線岐阜・大垣方面(下り、豊橋・武豊方面の使用あり)
7・8:中央本線多治見・中津川方面(下り)
10:中央本線多治見・中津川方面(下り、中央本線の特急やホームライナーが使用)
11:主に関西本線四日市・松阪方面(下り、東海道本線の特急やホームライナー、中央本線の使用あり)
12・13:関西本線四日市・松阪方面(下り)
あおなみ線
1・2:荒子・金城ふ頭方面
名古屋市交通局(ホーム表記)
1:東山線(伏見・栄・藤が丘方面)
2:東山線(中村公園・高畑方面)
3:桜通線(今池・新瑞橋・徳重方面)
4:桜通線(太閤通方面)
在来線:不明(フリー素材曲、他の駅でも使用)
名古屋市交通局/1:ドリーム、2:イエローライン、3:オーバル、4:チェリー
こだま | ひかり | のぞみ |
○ | ○ | ○ |
東海道本線
普通 | 区間快速 | 快速 | 新快速 | 特別快速 | ホームライナー | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ▽ |
中央本線
普通 | 区間快速 | 快速 | ホームライナー | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
関西本線
普通 | 区間快速 | 快速 | 快速みえ | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※記号の凡例 ○:停車、▽:一部通過
1886年5月1日 | 官設鉄道(国鉄)の名護屋駅として開業。 |
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1887年4月25日 | 名古屋駅に改称。 |
1891年10月28日 | 濃尾地震が発生し、初代駅舎が倒壊した。駅舎は1892年までに再建。 |
1895年4月1日 | 線路名称制定。東海道線の所属となる。 |
1895年5月24日 | 関西鉄道線(現在の関西本線)の名古屋駅が開業。 |
1896年7月6日 | 関西鉄道線愛知駅(現在の名古屋車両区付近)が開業。 |
1900年7月25日 | 中央西線となる路線が多治見駅まで開業。 |
1907年10月1日 | 関西鉄道が国有化。 |
1909年6月1日 | 愛知駅を統合。 |
1909年10月12日 | 線路名称制定。当駅を通る東海道線の本線筋を東海道本線、多治見方面の線路を中央西線、旧・関西鉄道線を関西本線とする。 |
1911年5月1日 | 東海道本線貨物支線(名古屋港線)が開業。同日の線路名称改定で、中央西線は中央本線に編入。 |
1913年7月1日 | 関西本線専用ホーム1面2線を新設。 |
1913年8月21日 | 構内に名古屋工場を新設。 |
1925年1月16日 | 稲沢駅構内に稲沢操車場が開業し、当駅での貨車組成を廃止。 |
1935年11月16日 | 構内に客車操車場(現在の名古屋車両区)を新設。 |
1937年2月1日 | 現在地に移転・高架化し、3代目の駅舎が使用を開始。貨物取扱施設を分離し笹島駅が開業。 |
1945年3月19日 | 名古屋大空襲で駅舎が火災に遭う。 |
1946年1月11日 | 進駐軍専用待合室の使用を開始する。 |
1950年6月1日 | 東海道本線貨物支線(西名古屋港支線)が開業。 |
1953年7月21日 | 東海道本線浜松~当駅間の電化により、当駅で電気運転を開始。 |
1956年4月15日 | 自動券売機を設置。 |
1959年11月26日 | 12・13番線ホームを新設。 |
1964年10月1日 | 東海道新幹線の名古屋駅が開業。新幹線用ホーム2面4線を新設。 |
1966年6月29日 | 0・1番線ホームを新設。 |
1969年4月1日 | 南口(現在の広小路口)を開設。南通路はそれまで貴賓通路として使用されていたものである。 |
1969年10月1日 | 当日のダイヤ改正により、当駅発着の定期旅客列車から関西本線を最後に蒸気機関車が消える。 |
1971年4月26日 | 当駅を経由する貨物列車からも蒸気機関車が消える。 |
1982年3月15日 | 寝台特急「紀伊」機関車衝突事故が発生する。 |
1982年12月1日 | 国鉄在来線で全国初のホーム案内放送を自動化。 |
1986年11月1日 | 笹島駅を廃止。 |
1987年3月31日 | 貨物取り扱いを書類上再開。 |
1987年4月1日 | 国鉄分割民営化により国鉄の駅は東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。同時に名古屋港線の起点は、実際の分岐点である山王信号場に改められ、書類上当駅には乗り入れなくなる。 |
1987年7月1日 | 名古屋港線上に臨時駅のナゴヤ球場正門前を新設。当駅から気動車を用いた臨時列車を運行。 |
1988年3月13日 | 0・1番線ホームを1・2番線ホームに改称。 |
1988年12月21日 | 従来の北口・中央口を桜通口に、西口を太閤通り口に、南口を広小路口にそれぞれ改称。 |
1989年7月12日 | 太閤通北改札口を開設。 |
1991年11月30日 | 全国唯一の駅内銭湯であった早川浴場がこの日限りで閉店。 |
1992年3月14日 | 東海道新幹線に「のぞみ」が新設され、朝の下り列車である「のぞみ301号」が新幹線で初めて当駅と京都駅を通過するダイヤを組んだため、「名古屋飛ばし」として話題となった(1997年11月29日をもって廃止)。 |
1992年6月27日 | 在来線中央改札口に自動改札機を導入。 |
1993年3月13日 | 在来線広小路改札口に自動改札機を導入。駅ビル改築工事のため1・2番線ホームの使用を停止。 |
1993年12月2日 | 駅ビル解体工事が開始。 |
1994年10月8日 | 名古屋港線のナゴヤ球場正門前への運行をこの日限りで終了。 |
1998年3月12日 | 新幹線改札口に自動改札機を導入。 |
1998年12月7日 | 1・2番線ホームの使用を再開。 |
1999年12月20日 | JRセントラルタワーズが開業。 |
2006年11月25日 | JR東海でICカード「TOICA」の利用が可能となる。 |
2016年1月16日 | リニア中央新幹線工事に伴い、在来線北通路から中央コンコース北側につながる中央北口を新設。太閤通北改札口の閉鎖に伴うもの。 |
2016年3月9日 | 新幹線ホームの可動式安全柵の設置を完了。 |
2016年3月26日 | ダイヤ改正に伴い、特急「しなの」の当駅以西(大阪方面)の乗り入れが廃止される。 |
2018年3月17日 | リニア中央新幹線工事に伴い、2番線の使用を停止。同時期に在来線に駅ナンバリングを導入。 |
2019年10月1日 | リニア中央新幹線工事に伴い、2番線の使用を再開し、1番線の使用を停止。 |
2022年3月12日 | ダイヤ改正に伴い、中央本線の列車の当駅以西(岐阜方面)の乗り入れが廃止される。 |
2004年10月6日 | 東海道本線貨物支線(西名古屋港支線)を旅客化し、名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)として開業(開業時よりトランパスを導入)。 |
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2008年10月23日 | あおなみ線の名古屋駅で初発列車の手歯止めの取り外しを忘れたことによって、脱線事故が発生。 |
2011年2月11日 | あおなみ線でICカード「manaca」の利用が可能となる。 |
1957年11月15日 | 地下鉄1号線(現在の東山線)名古屋駅が開業。 |
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1968年9月1日 | 1号線名古屋駅のホームを延長し、乗車・降車区分の使用を開始。 |
1969年4月1日 | 1号線名古屋~中村公園間および星ヶ丘~藤ヶ丘(現在の藤が丘駅)間が開業し、中間駅となる。 |
1969年4月25日 | 1号線の愛称を東山線と決定。 |
1989年9月10日 | 地下鉄桜通線名古屋駅が開業。 |
2011年2月5日 | 桜通線ホームにて可動式ホーム柵の使用を開始。 |
2011年2月11日 | 名古屋市交通局でICカード「manaca」の利用が可能となる。 |
2014年9月25日 | 未明の大雨により、隣接のJPタワー名古屋の工事現場から東山線の駅構内へ水が浸入。9時間15分にわたって運転を見合わせた。 |
2015年10月25日 | 東山線ホームにて可動式ホーム柵の使用を開始。 |
2020年6月6日 | リニア中央新幹線建設工事のため駅通路・出入口の一部を閉鎖。 |
名古屋駅の略称である名駅は、名古屋市中村区、西区の町名となっています。
桜通口と広小路口(東側)は旧来から名古屋の玄関口で、バス・地下鉄・近鉄・名鉄やJR間の乗り換え客などで人通りが多く商業施設も多くなっています。
主な大型商業施設として、JRセントラルタワーズを筆頭に、近鉄パッセ・名鉄百貨店本店・ミッドランドスクエアなどがあります。また市バスターミナルの他、市内最大のバスターミナル「名鉄バスセンター」もあります。地下には広大な地下街が広がっています。
一方、太閤通口(西側)は「新幹線口」「西口」「駅西」とも呼ばれています。また「駅裏」と呼ばれることもあります。西側の地下にも地下街があります。駅北西には大手予備校や学習塾が進出し学生街や若者街として発展しています。付近にはアニメショップや同人ショップが林立し、オタク街としての一面も持っています。また、新高速乗合バスのりばやジェイアール東海バスのバスターミナルもあります。駅前広場はテレビ番組のロケでよく使用されています。
桜通口や広小路口側に比べると開発が遅れていることから、少し入ると昔ながらの商店が多く残っています。かつて花街として栄え、現在は特殊浴場街である大門(おおもん)地区も徒歩圏内にあります。
駅周辺の主な施設(地図の赤円と青円が重なる範囲内)
・中村税務署
・名古屋市消防局特別消防隊第二方面隊
・名古屋市中村消防署椿出張所
・愛知県中村警察署
・JPタワー名古屋(日本郵便東海支社・名古屋中央郵便局)
・国際センター駅(名古屋市交通局)
・JRセントラルタワーズ【東海旅客鉄道(JR東海)本社・愛知県旅券センター】
・名鉄バスターミナルビル【名古屋鉄道(名鉄)本社・名鉄バスセンター】
・センチュリー豊田ビル(豊田通商名古屋本社)
・武田テバファーマ本社
・名鉄百貨店本店
・ナナちゃん人形
・JRゲートタワー
・大名古屋ビルヂング(愛知県赤十字血液センター)
・ミッドランドスクエア
・愛知県産業労働センター(ウインクあいち)
・柳橋中央市場
駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)
・旧・中村区役所(本陣駅周辺へ移転)
・亀島駅(名古屋市交通局)
駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):5
駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):9
新幹線車両
特急・急行列車用車両
681系
683系
普通・快速列車用車両
あおなみ線
1000形
名古屋市交通局
一般路線・コミュニティバス
名古屋市交通局:名古屋駅バスターミナル(大多数)、名古屋駅太閤通口(名駅25系統/中村13系統/中村巡回系統/深夜2系統)
名鉄バス:名鉄バスセンター、ミッドランドスクエア前
三重交通:名鉄バスセンター
高速バス
ミッドランドスクエア前
名古屋駅(ビジネスホテル新名前):日本中央バス、茨城交通
名古屋駅(ビックカメラ前):名古屋バス、東京バス、京都観光バス、大阪バス・大阪バス近畿、WILLER EXPRESS
名古屋駅西口:多くの新高速乗合バス会社(旧高速ツアーバス)
名古屋駅(則武一丁目):WILLER EXPRESS
名古屋VIPラウンジ:平成エンタ-プライズ
新幹線
名 古 屋 な ご や Nagoya |
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みかわあんじょう Mikiwa-Anjo |
ぎふはしま Gifu-Hashima |
在来線
なごや 名 古 屋 |
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Nagoya | ||
おとうばし Otobashi |
(名古屋市中村区) | びわじま Biwajima |
かなやま Kanayama |
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は っ た Hatta |
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あおなみ線
←ささしまライブ
名古屋市交通局
←伏見 亀島→
国際センター 太閤通