金山駅
所在地 | 愛知県名古屋市中区金山一丁目と熱田区金山町一丁目にまたがる |
---|---|
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 名古屋鉄道(名鉄) 名古屋市交通局 |
駅構造/ホーム |
地上駅/2面4線(在来線)・2面4線(名鉄線) 地下駅/2面4線(地下鉄名城線・地下鉄名港線) |
乗車人員(降車客を含まない) |
69,010人/日(2017年・JR東海) 83,446人/日(2017年・名古屋鉄道) 80,728人/日(2017年・名古屋市交通局) |
開業 | 1944年(昭和19年)9月1日 |
乗り入れ路線 | 5路線(東海道本線・中央本線・名古屋本線・名城線・名港線) |
有人駅であるか | ○ |
JR全線きっぷうりば (みどりの窓口)が存在しているか |
○ |
クイックアクセスガイド
金山駅(かなやまえき)は、愛知県名古屋市熱田区および中区にある、東海旅客鉄道(JR東海)・名古屋鉄道(名鉄)・名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)の駅となっています。
名鉄の名古屋本線、JR東海の中央本線と東海道本線、名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)の名城線および名港線の合計3社局5路線が乗り入れており、名古屋駅に次ぐターミナル駅として機能しています。駅の北口から南口のビル・広場と中央のコンコースは名古屋市が建設・保有し、全体を金山総合駅(かなやまそうごうえき)と称しています。当駅は、総合駅として一括した形で第1回中部の駅百選に認定されています。
地上1階に線路を南北にまたぐ公共通路があり、通路を挟んで西側にJRの駅舎、東側に名鉄の駅舎が配されています。名鉄とJRのホームは掘割にあり、北側からJR中央本線、名鉄名古屋本線豊橋方面、名鉄名古屋本線岐阜方面、JR東海道本線の順に4本の島式ホームがあり、JR2路線の駅の間に名鉄の駅が挟まれる独特な構造となっています。駅舎およびコンコースは、線路上に設けられた人工地盤の上に設置されています。地下鉄金山駅はこれらの北側地下に位置し、公共通路とエスカレーターで結ばれています。
在来線
1:中央本線多治見・中津川方面(下り)
2:中央本線名古屋方面(上り、一部東海道本線大垣方面の直通あり)
3:東海道本線豊橋・武豊方面(上り)
4:東海道本線名古屋・大垣方面(下り)
名鉄線
1:名鉄一宮・名鉄岐阜・津島・岩倉・犬山方面(下り)
2:名鉄一宮・名鉄岐阜・津島・岩倉・犬山方面(下り)
3:主に中部国際空港・河和・内海方面(上り)
4:主に東岡崎・豊橋方面(上り)
名古屋市交通局(ホーム表記)
1:名城線(新瑞橋・八事方面)
2:名港線(名古屋港方面)
3:名城線(栄・大曽根方面)
4:名城線(栄・大曽根方面)
在来線:不明(フリー素材曲、他の駅でも使用)
名古屋市交通局/1:サークルポイント、2:ハッピータイム、3:海、4:ランディング
東海道本線
普通 | 区間快速 | 快速 | 新快速 | 特別快速 | ホームライナー | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | | |
中央本線
普通 | 区間快速 | 快速 | ホームライナー | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | △ |
※記号の凡例 ○:停車、△:一部停車、|:通過、-:設定なし
普通 | 準急 | 急行 | 快速急行 | 特急 | 快速特急 | ミュースカイ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※記号の凡例 ○:停車
1962年1月25日 | 中央本線の名古屋~鶴舞間に金山駅が開業。 |
---|---|
1962年9月27日 | 金山~千種間を複線高架化。 |
1964年3月2日 | 金山~山王信号場間を複線化。 |
1966年5月14日 | 名古屋~当駅~多治見間を電化。 |
1987年4月1日 | 国鉄分割民営化により国鉄の駅は東海旅客鉄道(JR東海)が継承。 |
1989年7月9日 | 金山総合駅として一新。東海道本線の熱田~名古屋間に金山駅を新設。東海道本線および中央本線の特急・急行を除く全てのライナー・快速系統・普通列車が停車するようになる。 |
1992年2月15日 | JR改札口に自動改札機を導入。 |
2004年12月22日 | JR・名鉄連絡改札を新設。 |
2005年3月1日 | 中央本線の特急「しなの」の一部が停車するようになる。 |
2006年11月25日 | JR東海でICカード「TOICA」の利用が可能となる。 |
2011年1月17日 | 中央本線の在来線運行管理システムの更新に伴い、JR東海が中央本線ホームの新型案内放送を千種駅と共に先行導入。 |
2012年4月21日 | TOICAとmanacaの相互利用が開始。当駅のJR・名鉄連絡改札では、いずれかのIC乗車カード1枚での乗り継ぎが可能となった。 |
2014年11月16日 | 東海道本線の在来線運行管理システムの更新に伴い、JR東海が東海道本線ホームの新型案内放送を岡崎駅と共に先行導入。 |
2018年1月31日 | 東海道本線のホームである3番線名古屋寄りに可動式ホーム柵が設置。実証実験を開始。 |
1944年9月1日 | 東西連絡線{神宮前~新名古屋(現在の名鉄名古屋駅)間}開通により金山駅が開業。 |
---|---|
1944年12月21日 | 当駅を境に神宮前側は豊橋線、新名古屋側は名岐線に編入。 |
1945年3月12日 | 名古屋大空襲で駅舎が被災。 |
1945年7月1日 | 金山橋駅に改称。 |
1948年5月16日 | 豊橋線と名岐線が名古屋本線に統一される。 |
1970年6月 | 跨線橋を設置。 |
1989年7月9日 | 金山総合駅として一新。名鉄の金山橋駅を現在地に移転し、金山駅に改称。 |
2004年3月20日 | 名鉄東口改札(無人)を新設。 |
2004年12月21日 | 名鉄西口改札を新設。 |
2004年12月22日 | JR・名鉄連絡改札を新設。 |
2011年2月11日 | 名鉄・名古屋市交通局でICカード「manaca」の利用が可能となる。 |
2012年2月29日 | トランパスの使用を終了。 |
2012年4月21日 | TOICAとmanacaの相互利用が開始。当駅のJR・名鉄連絡改札では、いずれかのIC乗車カード1枚での乗り継ぎが可能となった。 |
1967年3月30日 | 地下鉄2号線(現在の名城線)栄~金山間開業により、金山駅が開業。当初は終着駅であった。 |
---|---|
1969年4月25日 | 2号線の愛称を名城線と決定。 |
1971年3月29日 | 名城線当駅~名古屋港間(現在の名港線)が開業し、途中駅となる。 |
1974年3月30日 | 地下鉄4号線当駅~新瑞橋間(現在の名城線の一部)が開業し、名古屋港方面と新瑞橋方面の接続駅となる。 |
1989年7月9日 | 金山総合駅として一新。 |
2004年10月6日 | 環状運転を開始。環状部の愛称を「名城線」、当駅~名古屋港間の愛称を「名港線」とする。 |
2011年2月11日 | 名鉄・名古屋市交通局でICカード「manaca」の利用が可能となる。 |
2012年2月29日 | トランパスの使用を終了。 |
2012年4月21日 | TOICAとmanacaの相互利用が開始。 |
2020年7月5日 | 1・4番ホームで可動式ホーム柵の運用を開始。 |
2020年7月12日 | 2・3番ホームで可動式ホーム柵の運用を開始。 |
金山総合駅として整備されたことにより、駅周辺の事業用地、商業地としての価値が上昇し、施設の立地や集積に伴う建物の高層化が進行しています。国土交通省による調査では当駅周辺を「中高層の店舗兼事務所が林立する商業地区」と評しています。
北口側には金山バスターミナル、複合商業施設があり、新設された南口側には駅前再開発事業で1999年4月に開業した金山南ビルがあります。南口は広場になっており、土日祝日などには、ストリートミュージシャンなどによるライブやバザー等のイベントが頻繁に行われています。
一方、名鉄金山橋駅が廃止されたことで波寄町(旧金山橋駅前付近)の商店街は衰退し、地価が比較的安価なこともあって、現在は商業地から住宅地へと土地利用が変化しつつあります。
駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)
・名古屋市民会館(日本特殊陶業市民会館)
・名古屋市音楽プラザ
・中川税務署
・名古屋市金山市税事務所
・熱田消防署
・東別院駅(名古屋市交通局)
・西高蔵駅(名古屋市交通局)
・金山神社
・私立愛知産業大学工業高校
駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):5
特急・急行列車用車両(JR東海)
普通・快速列車用車両(JR東海)
特急形車両(名鉄)
通勤形車両(名鉄)
名古屋市交通局
一般路線・コミュニティバス
名古屋市交通局:金山バス停(大多数)、金山南口(金山21系統/金山23系統/中巡回系統)
高速バス
金山駅(南口):日本中央バス、ジェイアール東海バス、ジェイアールバス関東
高速金山{三菱UFJ銀行金山支店前(大津通側)}:ロイヤルバス、杉崎観光バス、桜交通、昌栄高速運輸
金山駅北口(セブンイレブン名古屋金山西店前):平成エンタ-プライズ
金山駅北口(市バス4番のりば先):WILLER EXPRESS
在来線
かなやま 金 山 |
||
Kanayama | ||
あ つ た Atsuta |
(名古屋市中区) | おとうばし Otobashi |
つるまい Tsurumai |
な ご や Nagoya |
名鉄線
金 山 かなやま KANAYAMA |
||
神宮前 JINGUMAE |
山王 SANNO |
(c)ニコニコ大百科のものを改変した上で、利用しています。
名古屋市交通局
←西高蔵 東別院→
日比野