大江駅
所在地 | 愛知県名古屋市南区加福本通二丁目8-1 |
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所属事業者 | 名古屋鉄道(名鉄) |
駅構造/ホーム | 地上駅/3面5線 |
乗降人員 | 4,682人/日(2020年) |
開業 | 1917年(大正6年)5月10日 |
乗り入れ路線 | 2路線(常滑線・築港線) |
有人駅であるか | × |
クイックアクセスガイド
大江駅(おおええき)は、愛知県名古屋市南区加福本通二丁目にある、名古屋鉄道(名鉄)の駅となっています。
常滑線から築港線が分岐する急行停車駅(平日朝には一部の快速急行も停車)です。
堀田駅と同様に、名古屋方面は当駅を出ると事実上名古屋本線二ツ杁駅または犬山線西春駅まで待避ができないものとなっています。そのため日中は急行または準急と普通が緩急接続を行っており、一部の普通は更にミュースカイや特急の通過待ちも同時に行うため、10分ほど停車しています。
新車が搬入される際は、日中、当駅まで名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車に牽かれて搬入後、検査等が行われて深夜に当駅を離れ、豊明検車支区あるいは舞木検査場まで自走もしくは電気機関車に牽引されて移動します(途中金山駅でスイッチバック)。名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)鶴舞線と桜通線の新車も当駅までは前記のように搬入されています。そのあとは、電気機関車に牽引されて金山駅、知立駅を経由して日進工場まで運ばれます(上飯田線の車両も新製時は一度日進工場へ運ばれた)。
かつては、築港線ホームそばから築港線東名古屋港駅まで築港線に並行して高架でHSSTシステムの実験線が存在していました(現在は撤去)。2002年頃から、試運転のために愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)の車両(編成番号01)が大江駅のHSST実験線上に留置されていたことがあります。
駅西側の常滑線と築港線の間には比較的規模の大きな留置線が存在しています。保線基地も併設しているため、レール運搬車等の工事車両も留置されています。また、マルチプルタイタンパーの研修庫も置かれています。
ローマ字表記は「OE」であり、名鉄では国府駅(KO)とともに最短の駅名となっています。 他社も含めローマ字2字の駅名は全国にいくつかあり、いずれもローマ字としては最短の駅名となっています。
1・2:常滑線中部国際空港・河和・内海方面(下り)
3・4:常滑線金山・名鉄名古屋方面(上り)
5:築港線東名古屋港方面(下り)
普通 | 準急 | 急行 | 快速急行 | 特急 | ミュースカイ |
○ | ○ | ○ | △ | | | | |
※記号の凡例 ○:停車、△:特別停車、|:通過
1917年5月10日 | 愛知電気鉄道の駅として開業。 |
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1919年4月16日 | 道徳寄りに0.1マイル移転。 |
1924年1月15日 | 道徳寄りに0.5マイル移転。築港線が開業し同線との分岐駅となる。 |
1935年8月1日 | 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。 |
1983年度 | 貨物の営業を廃止。 |
1990年10月29日 | 準急が廃止となる。 |
1990年11月25日 | 築港線ホームが完成。 |
1991年12月25日 | 下り副本線を新設し、留置線を増強するなどの駅構内の大幅改良が行われた。 |
2004年12月15日 | 新駅舎が移転開業し、築港線との乗り換え改札がトランパス対応に改修されるとともに、東名古屋港発の硬券乗車券と車内補充券式乗車券の販売が終了した。 |
2005年1月29日 | ダイヤ改正に伴い、急行の標準停車駅となる。 |
2009年10月3日 | 築港線の4両運転化に伴い、5番線の有効長が3両から4両となり、5番線ホームの拡幅とかさ上げが行われた。 |
2011年2月11日 | ICカード「manaca」の利用が可能となる。 |
2011年3月26日 | ダイヤ改正に伴い、快速急行の下り3本が停車するようになる(平日朝に名鉄名古屋駅を7時台に発車する列車)。 |
2012年2月29日 | トランパスの使用を終了。 |
2024年12月21日 | 無人化。 |
東側と北側は住宅地となっており、商業施設がありますが、西側は工場が立地するところとなっています。
駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)
・名古屋市南消防署 大江出張所
・愛知県立名古屋南高校
・名古屋市立南養護学校 分校
・キクテック本社
・東レ名古屋工場
駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):2
特急形車両
通勤形車両
一般路線・コミュニティバス
名古屋市交通局:神宮15系統(大江駅)、神宮12系統/神宮15系統/新瑞13系統/新瑞14系統(港東通)
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大江 おおえ OE |
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大同町 DAIDOCHO |
道徳 DOTOKU |
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東名古屋港 HIGASHI NAGOYAKO |
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