三島駅

駅について

所在地 静岡県三島市一番町16-1
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
伊豆箱根鉄道
駅構造/ホーム 高架駅/1面2線(新幹線)
地上駅/2面4線(在来線)・2面3線(伊豆箱根鉄道線)
乗車人員
(降車客を含まない)
30,622人/日(2019年・JR東海)
8,571人/日(2019年・伊豆箱根鉄道)
開業 1934年(昭和9年)12月1日
乗り入れ路線 3路線(東海道新幹線東海道本線・駿豆線)
有人駅であるか ○(新幹線:直営駅/在来線:直営駅)
JR全線きっぷうりば
(みどりの窓口)が
存在しているか

三島駅南口

クイックアクセスガイド

駅の概要

乗り場について

接近・発車メロディについて

停車種別

駅の歴史

駅周辺の概況

当駅で見ることができる車両(定期列車のみ)

当駅付近に停車するバス路線

次の駅


駅の概要

三島駅(みしまえき)は、静岡県三島市一番町16-1にある、東海旅客鉄道(JR東海)と伊豆箱根鉄道の駅です。駅番号は東海道本線CA02、駿豆線がIS01。本項では日本国有鉄道時代に存在していた三島信号場についても記述します。

三島市の代表駅です。JR東海の駅舎と伊豆箱根鉄道の駅舎は分離されていますが、駅構内は隣接し、線路がつながっています。JR東海の南口駅舎は富士山と三嶋大社をイメージしたものになっており、中部の駅百選にも選定されました。

東海道本線で運行される列車のうち、当駅に停車するものは普通列車が中心ですが、東京駅発着で東海道本線と駿豆線を直通運転する特急「踊り子」も停車しています。当駅以西へ向かう特急列車も存在していましたが、2007年(平成19年)3月18日の特急「東海」の廃止により消滅しました。快速「ムーンライトながら」は下りのみ(臨時を含む)当駅に停車していましたが、2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で臨時列車への格下げと同時に停車駅が見直され、両方向とも当駅通過となりました。その他夜の下りホームライナー1本が当駅始発で運転されていましたが、始発駅が沼津に変更され、こちらも当駅への停車がなくなりました。東海道新幹線の列車は、「こだま」の全列車と、東京~岡山間(上下各1本は新大阪発着・下り1本は広島着)の「ひかり」が1日上下6本ずつ(2時間に1本)停車し、「こだま」は当駅発着列車も設定されています。

駅は東海道本線の丹那トンネル開削に伴って1934年(昭和9年)12月に開業しました。同時に、1898年(明治31年)に運行を開始した駿豆線も下土狩駅から起点を変更し乗り入れました。この三島駅は2代目であり、駿豆線の起点であった下土狩駅が初代の三島駅でした。1969年(昭和44年)4月には東海道新幹線側にも駅が完成し、1987年(昭和62年)4月に行われた国鉄分割民営化では、それまで日本国有鉄道(国鉄)が運営していた三島駅の旅客営業をJR東海、貨物営業をJR貨物がそれぞれ継承しました。


乗り場について(番線表記)

新幹線

5:名古屋・新大阪方面(下り)

6:新横浜・東京方面(上り)

在来線

1:修善寺・熱海・東京方面(上下、特急「踊り子」専用)

2:沼津・静岡方面(下り)

3:熱海・東京方面(上り)

4:沼津・静岡方面(下り、当駅始発列車と熱海・東京方面の1本が利用)

伊豆箱根鉄道(番線表記)

7・8・9:修善寺方面


接近・発車メロディについて

在来線/接近メロディ:不明(フリー素材曲、他の駅でも使用)

伊豆箱根鉄道/発車メロディ:HAPPY PARTY TRAIN


停車種別(新幹線)

こだまひかりのぞみ
|

停車種別(在来線)

普通区間快速快速新快速特別快速ホームライナー特急
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※記号の凡例 ○:停車、△:一部停車、▽:一部通過、|:通過、-:設定なし


停車種別(伊豆箱根鉄道)

普通特急

※記号の凡例 ○:停車


駅の歴史

1934年12月1日丹那トンネル開業に伴う東海道本線のルート変更と同時に三島駅(2代目)として開業し、旅客・貨物営業が開始。同時に駿豆鉄道線(現在の伊豆箱根鉄道駿豆線)が乗り入れ。
1965年9月27日東海道新幹線に三島信号場を開設。折り返し線と引き上げ線を設置(後に電留線も設置)。
1968年4月9日駅舎の着工。
1969年4月4日駅舎の完成。
1969年4月25日東海道新幹線の駅が従来の三島信号所を格上げする形で開業。
1974年10月1日貨物の取り扱い範囲を専用線発着の車扱貨物のみに縮小。
1986年11月1日荷物の取り扱いを廃止。
1987年4月1日国鉄分割民営化により国鉄の駅は東海旅客鉄道(JR東海)と日本貨物鉄道(JR貨物)が承継。
1993年2月6日在来線改札口に自動改札機を導入。
1995年12月27日三島駅乗客転落事故が発生。
1998年11月10日新幹線改札口に自動改札機を導入。
2001年9月3日第3回「中部の駅百選」に選定される。
2002年3月15日伊豆箱根鉄道改札口に自動改札機を導入。
2003年10月1日東海道新幹線のダイヤ改正によりひかりが増停車(1日3往復から6往復に増加し9時台~19時台に2時間ごとの停車となる)。
2007年5月東レ専用線廃止。その後、2008年3月15日のダイヤ改正で、当駅を発着する貨物列車の設定が廃止された。
2008年3月1日在来線でICカード「TOICA」の利用が可能となる。
2008年6月6日アスティ三島(駅構内の商業施設)がグランドオープン。
2013年8月駅舎の耐震補強工事が完了、新駅舎の使用を開始。
2014年7月17日アスティ三島サウスの増設部分が開業。

駅周辺の概況

箱根の坂は東海道の難所の一つに挙げられますが、その箱根西坂の麓の宿場町として、また、伊豆国の中心地(ただし三島は伊豆国の北西寄りに位置しているため、駿河国の各地とも接している)として三島は古くから栄えてきたことから、周辺には見どころも多くなっています。源頼朝が平家打倒の旗揚げをした事で有名な三嶋大社は南口から南へ徒歩10分の距離であり、三島市の名勝である楽寿園は南口を出てすぐとなっています。鰻が名物で、これを扱う料理店も駅周辺に散在しています。

北西に約1~2kmほど行くと御殿場線の下土狩駅があります。ここは当地に駅ができるまで「三島駅」を名乗っており、当時は駿豆線も下土狩駅まで延びていました。

なお、三島市の中心市街地としては、当駅周辺よりも三島大通り商店街に隣接する伊豆箱根鉄道駿豆線三島広小路駅付近を挙げる場合が多くなっています。

駅から数百メートル進むと伊豆国と駿河国との境目があり、そこは長泉町となっています。また、西隣の沼津市も駿河国となっています。

南口側と北口側を結ぶ自由通路がないため、駅の周辺は線路を境に分断された形となり、南口周辺と北口周辺では様相が異なっています。

南口側にはツインロータリー方式の駅前広場が整備され、西側がバス乗り場、東側がタクシーと一般車の乗降場となっています。周辺では再開発が進められています。

一方の北口側には工場をはじめとする企業の施設や公共施設、文教施設が中心でその周辺に社宅や住宅街が広がっています。商業施設は南口側に比べると少なくなっています。駅前広場は南口と同様にツインロータリー方式であり、東側は一般車専用、西側はバス・タクシー専用となっています。

北口交差点から西に少し歩くと歩道に長泉町のカントリーサインが立てられています。

北口前にあった工場が2003年に移転統合されたことに伴い、その跡地を利用した駅前の再開発事業が行われ、駅前広場のリニューアル、大学や高校などの教育機関、ビジネスホテル、出版社などの建設が行われました。

三島駅周辺図

駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)

・三島公共職業安定所(ハローワーク三島)

・三島労働基準監督署

・三島簡易裁判所

・三島税務署

・三島商工会議所

・三島市民体育館

・三島市民文化会館(ゆうゆうホール)

・三島市立図書館

・三島広小路駅(伊豆箱根鉄道)

・Z会本社

・東海旅客鉄道(JR東海)三島社員研修センター

・順天堂大学保健看護学部

・日本大学国際関係学部・短期大学部

・静岡県立三島北高校

・静岡県立三島長陵高校

・私立日本大学三島中学・高校

・三嶋大社

・三島市郷土資料館

・楽寿園

・白滝公園

・伊豆国分寺塔跡

駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):1

駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):4


当駅で見ることができる車両(定期列車のみ)

新幹線車両

N700系

N700S系

特急・急行列車用車両

185系

285系

373系

普通・快速列車用車両

211系

E231系

E233系

313系

315系

伊豆箱根鉄道

7000系

3000系

1300系


当駅付近に停車するバス路線

一般路線・コミュニティバス

伊豆箱根バス:三島駅(大多数)、三島駅北口(三33系統)

東海バス:三島駅(N5系統/N7系統/N12系統/N14系統/N15系統/N17系統/N46系統~N50系統/N56系統~N58系統/N62系統~N68系統/W38西伊豆特急系統/100円バス「せせらぎ号」)

富士急モビリティ:三島駅(O-Line三島アウトレット線/三島線)

富士急シティバス:三島駅(大多数)、三島駅北口(トヨタ自動車東日本線/桜堤線/三島駅北口経由がんセンター線/桃沢野外活動センター線)

富士急静岡タクシー:三島駅(自主運行バス「きたうえ号」)

高速バス

三島駅(南口):富士急シティバス、富士急バス、東海バス、京王バス

三島駅北口:東海バス、富士急シティバス、京王バス、富士急モビリティ、近鉄バス、WILLER EXPRESS


次の駅

新幹線

三 島
み し ま
Mishima
  
あ た み
Atami
しんふじ
Shin-Fuji

在来線

み し ま
三 島
Mishima
かんなみ
Kannami
(静岡県三島市) ぬ ま づ
Numazu

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伊豆箱根鉄道

              三島広小路→