沼津駅

駅について

所在地 静岡県沼津市大手町一丁目1-1
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
駅構造/ホーム 地上駅/3面6線
乗車人員
(降車客を含まない)
20,941人/日(2017年)
開業 1889年(明治22年)2月1日
乗り入れ路線 2路線(東海道本線御殿場線)
有人駅であるか ○(直営駅)
JR全線きっぷうりば
(みどりの窓口)が
存在しているか

沼津駅南口

クイックアクセスガイド

駅の概要

乗り場について

停車種別

駅の歴史

駅周辺の概況

当駅で見ることができる車両(定期列車のみ)

当駅付近に停車するバス路線

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駅の概要

沼津駅(ぬまづえき)は、静岡県沼津市大手町一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)と日本貨物鉄道(JR貨物)の駅です。駅番号は東海道本線がCA03、御殿場線がCB18となっています。

静岡県東部の主要都市である沼津市の代表駅であり、同市の市街地中心部に位置しています。東海道本線及び御殿場線のJR東海旅客駅とJR貨物の貨物駅が同居する駅となっています。

かつては、旅客駅・貨物駅に加え、機関車の車両基地であった沼津機関区や、貨車操車場が併設され、駅からは沼津港駅までの貨物支線(沼津港線)も分岐、駅前には路面電車の停留場(沼津駅前停留場)がある鉄道の中心地でした。

沼津市などは、沼津駅付近を高架化して、貨物駅を移設する計画を進めています。


乗り場について(番線表記)

1・2:東海道本線静岡・浜松方面(下り)

3:東海道本線熱海・東京方面(上り、三島駅からの御殿場線直通列車も利用)

4:東海道本線熱海・東京方面(上り)

5:御殿場線御殿場・国府津方面(上り)

6:御殿場線御殿場・国府津方面(上り、東海道本線熱海・東京方面の当駅始発列車の一部と御殿場線からの直通列車も利用)


停車種別

東海道本線

普通区間快速快速新快速特別快速ホームライナー特急
---

御殿場線

普通特急
-

※記号の凡例 ○:停車、-:設定なし


駅の歴史

1889年2月1日官設鉄道の駅として、東海道線国府津~静岡間の開通時に開業。旅客・貨物駅。
1891年1月12日御殿場~当駅間の複線化によって、単線と複線の切り替え地点となる。
1895年4月1日線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
1899年2月24日当駅~鈴川(現在の吉原駅)間が複線化。
1899年6月15日当駅~蛇松(後の沼津港駅)間の資材運搬専用線が、官設鉄道の非営業線として運行を開始。
1907年11月1日当駅~蛇松(後の沼津港駅)間の非営業線が、貨物支線として正式に開業。
1913年3月3日沼津大火により、初代駅舎が焼失。
1926年12月10日2度目の沼津大火により、2代目駅舎が焼失。
1934年12月1日丹那トンネル開業に伴う東海道本線のルート変更により、国府津~御殿場~当駅間が御殿場線に改称され、当駅は東海道本線と御殿場線の接続駅となる。
1937年7月4代目の駅舎に改築。
1945年7月16日太平洋戦争下のアメリカ軍の空襲により、4代目駅舎が焼失。
1949年2月1日東海道本線当駅~静岡間が電化。
1953年3月30日5代目の駅舎が完成し、民衆駅となる。
1956年北口を新設。
1968年コンテナホームを設置。
1968年7月1日御殿場線御殿場~当駅間が電化し、当駅に乗り入れる旅客線がすべて電化された。
1973年7月1日駅ビルが完成。
1974年9月1日当駅~沼津港間の東海道本線貨物支線を廃止。
1978年10月2日本社指定組成駅から地区指定組成駅に降格。
1984年2月1日地区指定組成駅の指定を解除し、新たに輸送基地に指定される。
1986年11月1日荷物の取り扱いを廃止。また、輸送基地の指定を解除され、貨車操車場としての機能を全廃。
1987年4月1日国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)と日本貨物鉄道(JR貨物)が承継。
1993年1月30日自動改札機を導入。
2008年3月1日ICカード「TOICA」の利用が可能となる。
2012年3月17日「あさぎり」(現在の「ふじさん」)の当駅乗り入れが廃止となり、運行区間が小田急電鉄新宿~御殿場間に短縮となった。
2015年3月14日東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線東京~上野間(上野東京ライン)開業に伴い、当駅が東京駅経由東北本線・高崎線直通列車の西端となる。

駅周辺の概況

南口側は静岡県東部を代表する商業地区となっており、沼津市役所、2008年に開業した再開発ビルをはじめに、商業ビルや商店街、アミューズメント施設などで賑わっています。また、地域経済の中心としてスルガ銀行本店や静岡中央銀行本店を含む多数の銀行があります。さらに、沼津市内各地や伊豆半島方面への路線バスの発着場所になっています。過去には複数の百貨店が立ち並んでいましたが、1994年から2013年にかけて次々と撤退し、富士急百貨店も規模を大幅に縮小した後、2019年11月18日に閉店し12月2日から解体工事が始まりました。

2013年に閉店した百貨店の跡地のうち、北側の本館は取り壊され、2014年6月に暫定利用施設として沼津駅前にぎわい広場「雄大フェスタ」とレンタカー店が開業しました。南側の新館は全面改装が行われ、2014年4月にパチンコホールとして開業し、同年7月には同施設内に県内初のよしもと劇場が開館しました。

一方の北口側には住宅地が広がっています。平成以降、沼津駅周辺総合整備事業が進められ、沼津機関区跡地には2008年に複合商業施設が開業、2014年7月にはコンベンション施設の「ふじのくに千本松フォーラム」が全面開業しました。付近には複数のビジネスホテルのほか、沼津商工会議所、沼津税務署、やや離れて静岡県東部総合庁舎、ショッピングモールなどが立地しています。

沼津駅周辺図

駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)

・沼津市役所

・静岡県東部総合庁舎

・静岡地方法務局沼津支局

・静岡地方検察庁沼津支部

・沼津税務署

・沼津商工会議所

・沼津市民体育館

・沼津市立図書館

・スルガ銀行本店

・静岡中央銀行本店

・静岡県立沼津視覚特別支援学校

・私立沼津中央高校

・私立桐陽高校

・ふじのくに千本松フォーラム

駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):2

駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):3


当駅で見ることができる車両(定期列車のみ)

特急・急行列車用車両

285系

373系

普通・快速列車用車両

211系

E231系

E233系

313系

315系


当駅付近に停車するバス路線

一般路線・コミュニティバス

伊豆箱根バス:沼津駅南口(大多数)、沼津駅北口(加藤学園前)

東海バス:沼津駅南口(三島駅/遺伝研坂下/沼津市立病院/静岡医療センター/岡村記念病院/江梨/木負農協/戸田/東桃郷循環/下香貫循環/ショッピングセンター前/塩満・木の宮循環/温水プール/我入道循環/江川町/牛臥柿原循環/明電舎/沼津港・びゅうお入り口/大平/沼津商業高校/静岡医療センター循環)

富士急シティバス:沼津駅南口(大多数)、沼津駅北口(東部運転免許センター/あしたか運動公園/高尾台/富士通)

高速バス

沼津駅北口:富士急シティバス、富士急モビリティ、京成バス、京王バス、近鉄バス、WILLER EXPRESS

沼津駅南口:富士急シティバス


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