ドリームなごや号

路線について

所在地 東京都、神奈川県、静岡県、山梨県、長野県、岐阜県、愛知県
停留所数 28(降車のみの霞が関を含む)
開業 1969年(昭和44年)6月10日
距離 設定なし
運行会社 ジェイアール東海バス(名古屋支店)
ジェイアールバス関東(東京支店・中央道支店)

ドリームなごや号路線図

クイックアクセスガイド

路線の概要

路線の歴史

乗車記

停留所の紹介

休憩場所について

バス車両


路線の概要

ドリームなごや号(ドリームなごやごう)は、東京都と愛知県内各地(一部は岐阜県)を結ぶ、JRバスの夜行便の高速乗合バス「ドリーム号」の一路線です。系統名としてはかつて、「ドリームとよた号」「青春ドリームなごや号」等がありました。

東京~名古屋間のドリーム号の運行は、1969年6月10日の日本国有鉄道自動車局(国鉄バス)が東名高速線(東名ハイウェイバス)の運行を開始した時に、ドリーム号京都系統を名古屋経由で設定したのが始まりとなっています。1969年12月3日より名古屋系統と京都系統(現在の「ドリーム号」京都経由便)にそれぞれ独立させました。

JR化後の1988年、「ドリーム5・6号」を「ドリームなごや号」に改称しました。1989年9月9日より岐阜駅まで延長しました。岐阜駅延長は週末中心でしたが後に定期化しました。他のドリーム号が独立3列シート化された後も、しばらくは4列シートの国鉄専用型式での運行が続いていましたが、1991年7月21日より2階建バス(三菱ふそう・エアロキング)を使用して、定員を減らさずに独立3列シート化を行いました(ただし、車両2階後方の座席は4列のまま)。なお、2階建バスの採用は「ドリームふくふく号」(現在は廃止)に続いて2番目となっています。1991年7月26日からは、岡崎市から豊田市・瀬戸市を経由する「ドリームとよた号」(のち「ドリームなごや1・6号」との統合により廃止)の運行を開始しました。「ドリームとよた号」も「ドリームなごや号」と同様に周遊券での利用も可能でした。その名残で、2013年3月31日まで周遊きっぷと「夜行バス周遊利用券」の購入で利用が可能になっていました。

1998年3月20日には、JRバス関東とJR東海バスが共同で、中央道経由の新宿駅新南口~名古屋駅間に「ニュードリーム名古屋号」(のち「中央ドリーム名古屋号」→「ドリームなごや・新宿号」→「青春ドリームなごや5号」→「ドリームなごや5号」に改称し、経由のなかった期間あり)の運行を開始、専用車としてボルボ・アステローペを採用しました【現在は他の青春ドリームなごや号と同様のハイデッカーバス(日野・セレガHD)で運行】。2012年7月1日出発便から、上り「ドリームなごや・新宿2号」、2016年8月1日出発便から、「青春ドリームなごや(下り3号以外)」は新東名高速道路経由となっています(ドリームなごや・新宿2号はおそらくこのときに東名高速道路経由に再変更)。

2017年12月1日には、「ドリームなごや・新宿号」と「ドリームなごや・三河号」を「青春ドリームなごや号」に変更しました。また、号番を変更し、ドリーム号、青春ドリーム号で通し番号となり、週末運行のレディース便は500番台となりました。

2021年2月1日には、「青春ドリームなごや号」を「ドリームなごや号」に変更しました。


路線の歴史

1969年6月10日国鉄バス「ドリーム号」東京~名古屋~京都系統の運行を開始。
1969年12月3日東京~名古屋~京都系統を東京~名古屋系統と東京~京都系統(直行便)に分割。
1987年4月1日国鉄分割民営化により、「ドリーム号」名古屋系統(5・6号)は東海旅客鉄道(JR東海)の担当となる。
1988年4月1日ジェイアール東海バスが東海旅客鉄道(JR東海)からバス事業を引き継ぐ。
1989年3月3日「ドリームなごや号」と改称の上、1日2往復に増便。
1989年9月9日1往復を週末のみ(岐阜発金・土曜日、東京発土・日曜日)岐阜駅まで延長。
1991年7月21日独立3列シートの2階建てバス(三菱ふそう・エアロキング)を投入。
1991年7月26日「ドリームとよた号」の運行を開始。
この間「ドリームなごや号」の岐阜延長を定期化。
1998年3月20日「ニュードリーム名古屋号」が1日1往復で運行を開始(JRバス関東とJR東海バスの共同運行)。
2000年7月20日「ニュードリーム名古屋号」が1日2往復に増便。
2001年12月1日「青春ドリームなごや号」の運行を開始。
2002年「ニュードリーム名古屋号」の上り便と「ドリームなごや号」の1往復が栄に停車。岐阜系統を「ドリームなごや岐阜号」とする{名古屋系統(1・4号)と同時刻で運転されるが、栄には停車しない}。
2004年8月22日「ドリームとよた号」の瀬戸記念橋を廃止。
2005年5月27日「レディースドリームなごや号」の運行を開始。「ドリームなごや岐阜号」を「ドリームなごや号」と統合。
2006年7月20日東名経由の各系統に本山を新設(「青春ドリームなごや号」は上下便とも停車、他の各系統は下り便のみ停車)。
2007年12月1日「ドリームとよた号」に八草駅前を新設。
2009年1月9日岐阜駅発着の「ドリームなごや1・2号」に尾張一宮駅前を新設。
2009年3月31日「ドリームなごや号」の回数券の発売を終了。
2009年4月1日「ドリームなごや1・2・3号」、「レディースドリームなごや号」、「青春ドリームなごや号」に名古屋インターを新設。
2009年4月3日週末などの混雑期の臨時便「青春レディースドリームなごや号」の運行を開始。ダイヤは「青春ドリームなごや号」と同じ。
2009年7月24日「ドリームとよた号」に印場駅・三河豊田駅前を新設。
2009年8月1日「ドリームなごや3・4号」にプレミアムシートを設定。
2009年10月1日地下鉄鶴舞線沿線・日進市・東郷町経由の東京~名古屋間新ルートで1往復新設。それに伴い「ドリームなごや号」の各号数が変更。新ルート便が1・2号、岐阜駅発着便が3・4号、プレミアムシート設定便が5・6号となる。
2009年12月18日新宿~三河安城・名古屋間に「新宿ドリーム三河・なごや号」が運行を開始。「ニュードリーム名古屋号」は「中央ドリーム名古屋号」に改称の上に1往復減便し、中央道桃花台を新設。
2010年4月1日プレミアムシート設定便が5・6号から岐阜駅発着便の3・4号となる。
2010年6月1日「ドリームなごや5・6号」にスーパーシートを設定。
2010年12月9日名古屋駅バスターミナルが桜通口から新幹線口(太閤口)へ移転。ダイヤ改正。名古屋駅発23時50分発の臨時便「ドリームなごや8号」を新設(運行開始は翌12月10日)。
2012年7月1日「中央ドリーム名古屋号」を「ドリームなごや・新宿号」に改称し東京駅まで延長し、中央道桃花台を廃止。「新宿ドリーム三河・なごや号」は「ドリームなごや・三河号」に改称の上に東京駅発着に変更し、岡崎駅に停車。「ドリームなごや5・6号」の「スーパーシート」設定車の9席から座席数を減らしてシートピッチを拡大、仕切りカーテンや車内Wi-Fiサービスを追加したうえで「ビジネスシート」6席に改良、この日より運転開始。
2012年8月31日この日の上り名古屋発(下り東京発は翌9月1日)より臨時便「青春ドリームなごや3・4号」が増便。名古屋地区の金山・野並・地下鉄徳重経由で週末・休日等の特定日のみ運行。
2013年3月1日この日の出発便より「ドリームなごや・三河号」が新宿駅経由となり、上り便のみ停車の池尻大橋を新設(霞が関停車は廃止)。同時に運賃改定が行われ、月~木曜日・金曜日、土日祝日の3種類からS(特定日)、A(原則休前日)、B(休日及び繁忙期)、C(主に平日閑散期)の4種類の運賃となる。
2013年12月1日「青春ドリームなごや3・4号」を定期化。
2016年4月4日この日より新宿駅新南口で新たなバスターミナル「バスタ新宿」が供用開始。そのため、「ドリームなごや・新宿号」と「ドリームなごや・三河号」の新宿駅の発着場所がバスタ新宿に変更される。
2016年5月11日一部便を新木場駅まで延長。
2016年11月30日「ドリームとよた号」の印場駅を廃止。
2017年4月三ヶ日休憩所で開放休憩していた便の開放休憩場所を、すべて浜名湖SAに変更(足柄SAはそのまま)。
2017年12月1日「ドリームなごや・新宿号」と「ドリームなごや・三河号」の車両を2階建バス3列シートからハイデッカーバス4列シートに変更し、「青春ドリームなごや号」と統合。また、「青春ドリームなごや15号」(改正前の3号)の東名江田停車を廃止し、「レディースドリームなごや号」が臨時便となる。
2018年3月31日ダイヤ改正。「青春ドリームなごや7号」の東京駅出発時刻が繰り上がり、バスタ新宿の出発時刻が日付を跨がなくなる。
2018年8月1日「青春ドリームなごや号」の一部便の運用が変わり、7号・4号の南区役所、鳴海栄町、有松小学校、池尻大橋(上りのみ停車)を廃止(瑞穂区役所、新瑞橋は15号・8号に移行)。また、「レディースドリームなごや号」が廃止となり、臨時便「ドリームなごや17・20号」を新設。
2019年6月18日ダイヤ改正。臨時便「ドリームなごや17・20号」の車両を2階建バス3列シートからハイデッカーバス3列プライベートシートに変更。
2020年7月22日クレイドルシートを搭載した新型2階建てバス{バンホール(スカニアジャパン)・アストロメガ(InterCityDD)}を投入し、13・14号で運行を開始。これに伴い、ビジネスシート設定便が13・14号から1・6号となる。
2020年10月1日「ドリームなごや1・6号」のららぽーと愛知東郷を新設し、和合を廃止。
2020年10月16日クレイドルシートを搭載した新型2階建てバス{バンホール(スカニアジャパン)・アストロメガ(InterCityDD)}運行便が13・14号から11・16号となる。これに伴い、プレミアムシート設定便が休止となる。
2021年2月1日「青春ドリームなごや号」が「ドリームなごや号」に統合され、「ドリームとよた号」と「青春レディースドリームなごや号」を廃止。また、「ドリームなごや3・4号」(改正前の青春7・4号)の東岡崎駅南口を新設し、「ドリームなごや1・2号」の島田、「ドリームなごや9・6号」(改正前の青春15・8号)の瑞穂区役所、野並、「ドリームとよた号」が停車していた尾張旭駅前、瀬戸市駅、瀬戸駅前(パルティせと)、八草駅前、康生町を廃止(新豊田駅、三河豊田駅前は1号・2号に移行)。さらに、東名江田停車が1往復となったうえで「ドリームなごや6号」(改正前の青春8号)から「ドリームなごや1・2号」に移行し、名古屋インターを通る系統が1往復のみとなる(名古屋インターを通る系統の栄停車は下りのみとなる)。「ドリームなごや3・4号」(改正前の青春7・4号)がプレミアムシート設定便となり、プレミアムシート設定便が再開された。
2021年10月28日ジェイアールバス関東の東名三ケ日支店が新東名高速道路新城IC近傍に移転し、新城支店に改称したことに伴い、ドリームなごや8号の経路が新東名高速道路経由に変更となる。
2022年7月1日クレイドルシートを搭載した新型2階建てバス{バンホール(スカニアジャパン)・アストロメガ(InterCityDD)}運行便が3・4号と7・10号の2往復となる。これに伴い、プレミアムシートの設定が廃止となる。
2022年10月1日ドリームなごや5号の経路が新東名高速道路経由に変更となり、全便が中央自動車道を経由しなくなる。
2023年4月1日ドリームなごや9・6号が再度、特定日運行となる。
2024年3月1日クレイドルシートを搭載した新型2階建てバス{バンホール(スカニアジャパン)・アストロメガ(InterCityDD)}運行便が1・2号、3・4号と7・10号の3往復となる。これに伴い、ビジネスシートの設定が廃止となる。また、6号と8号の経路を入れ替え、5・6号の経路が中央自動車道経由に再度変更となる。

乗車記

現在、準備中。


停留所の紹介

種別系統/
停留所名
7・10・11・12号1・2号8・9号5・6号3・4号
新木場駅◆ ---
東京駅
乗車:八重洲南口
降車:日本橋口◆
霞が関
(上り降車のみ)
バスタ新宿◆
(新宿駅新南口)
東名江田◆ |||
東岡崎駅南口◇
岡崎駅◇
三河安城駅
(新幹線北口)◇
春日井駅◇
三河豊田駅前◇
新豊田駅◇
ららぽーと愛知東郷
日進駅前◇
赤池駅前◇
八事◇
杁中◇
御器所通◇
地下鉄徳重◇
新瑞橋◇
金山駅(南口)◇
名古屋インター◇
星ヶ丘◇
本山◇
千種駅前◇
栄◇
名古屋駅
(新幹線口)◇
尾張一宮駅前◇ ----
岐阜駅北口◇ ----

※停留所の凡例 ◆:下り乗車のみ・上り降車のみ、◇:下り降車のみ・上り乗車のみ

※記号の凡例 ○:停車、●:一部停車、△:上りのみ停車、▽:下りの一部のみ停車、|:通過、∥:経由なし、-:設定なし


休憩場所について

1・2・3・4・7・9・10号:足柄SA、赤塚PA(上り)/美合PA(下り)
 8・11・12号:足柄SA(下り)、刈谷PA(上り)
 5・6号:境川PA、神坂PA


バス車両

ジェイアール東海バス

バンホール(スカニアジャパン)・アストロメガ(InterCityDD)

三菱ふそう・エアロエース

日野・セレガHD(2代目)

ジェイアールバス関東

日野・セレガHD(2代目)