蒲郡駅
所在地 | 愛知県蒲郡市元町と港町にまたがる |
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所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 名古屋鉄道(名鉄) |
駅構造/ホーム |
高架駅/2面4線(在来線) 高架駅/1面2線(名鉄線) |
乗車人員 (JR東海の 降車客を含まない) |
7,762人/日(2019年・JR東海) 2,066人/日(2020年・名古屋鉄道) |
開業 | 1888年(明治21年)9月1日 |
乗り入れ路線 | 2路線(東海道本線・蒲郡線) |
有人駅であるか | ○(在来線:直営駅/名鉄線:直営駅) |
JR全線きっぷうりば (みどりの窓口)が 存在しているか |
○ |
クイックアクセスガイド
蒲郡駅(がまごおりえき)は、愛知県蒲郡市元町および港町にある、東海旅客鉄道(JR東海)と名古屋鉄道(名鉄)の駅です。駅番号はJR東海がCA47、名鉄がGN22となっています。
蒲郡市の中心駅で、「観光交流立市宣言」をした観光の街「蒲郡」の玄関口です。JR東海・名鉄ともに駅員が配置されています。かつてはJR東海と名鉄の共同使用駅でしたが、蒲郡駅付近連続立体交差事業(鉄道高架化)の完了により、駅舎と改札が分離されました。
JR東海の東海道本線と、名鉄の蒲郡線が乗り入れ、接続駅となっています。蒲郡線は当駅が終点となっています。1888年(明治21年)に官設鉄道(現在の東海道本線)浜松~大府間の開通と同時に開業し、のちの1936年(昭和11年)に三河鉄道(現在の名鉄蒲郡線)が乗り入れました。なお駅設置当時、駅が所在していた当時の蒲郡村は「かまごおり」と読んでいたが駅は「がまごおり」で開業しており、これが現在の「がまごおり」読みのルーツとされています。
蒲郡駅周辺の鉄道高架化事業(正式名称:蒲郡駅付近連続立体交差事業)は、踏切による交通渋滞や事故、鉄道による市街地分断を解消し、魅力的で質の高い街づくりを目的とするもので、高架化および南口再開発が2008年(平成20年)3月に完了しました。南北連絡通路(コンコース)の完成で南北地下道は廃止されましたが、北口周辺の地下街は現在も営業中となっています。今後は北口広場において誘客効果が見込める有名店を含む商業施設を設置する予定です。
かつては南口から竹本油脂本社工場と日本通運蒲郡支店への貨物専用線が伸びていました。現在は南口土地区画整理事業が完了し、当時の面影はほとんど残っていませんが、蒲郡市民会館臨時駐車場に当時の枕木やレールが保管されています。
在来線
1・2:豊橋・浜松方面(上り)
3・4:岡崎・名古屋方面(下り)
名鉄線
1・2:吉良吉田方面(上り)
普通 | 区間快速 | 快速 | 新快速 | 特別快速 | ホームライナー | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | | |
※記号の凡例 ○:停車、|:通過、-:設定なし
普通 |
○ |
※記号の凡例 ○:停車
東海道本線(最多本数時間帯)
下り
上り
2024年11月20日現在
名鉄線(最多本数時間帯)
現在、準備中。
1888年9月1日 | 大府~浜松間の官営鉄道開通時に開業。一般駅 |
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1895年4月1日 | 線路名称制定。東海道線の所属となる。 |
1909年10月12日 | 東海道線を東海道本線に改称。 |
1936年7月24日 | 三河鉄道本線(現在の名鉄蒲郡線)三河鹿島~蒲郡間が開業し、当駅に乗り入れる。 |
1941年6月1日 | 三河鉄道が名古屋鉄道に吸収合併され、名古屋鉄道三河線となる。 |
1947年4月23日 | 名鉄三河線が600V電化。 |
1948年5月16日 | 名鉄の線路名称制定により、三河線の当駅~三河吉田(現在の吉良吉田駅)間が蒲郡線として独立。 |
1959年7月12日 | 蒲郡線の電圧を1500Vに昇圧。 |
1965年9月24日 | みどりの窓口が設置される。 |
1967年6月20日 | 地下道(1期)と蒲郡北駅前地下街が完成する。 |
1967年12月5日 | 北口駅前広場が完成する。 |
1968年8月28日 | 国鉄蒲郡駅鉄筋駅舎起工式を行う。 |
1969年1月29日 | 国鉄蒲郡駅新駅舎の一部供用が開始し、地下道(2期)が完成する。 |
1971年9月10日 | 名鉄蒲郡駅改築工事と高架化工事が始まったことにより、0.5km手前に仮駅を設置し、蒲郡駅を休止。 |
1972年3月14日 | 名鉄蒲郡線の仮駅営業を終了し、仮駅~蒲郡間の運行を再開。 |
1972年4月1日 | 名鉄蒲郡駅ビルが完成。 |
1972年7月16日 | 蒲郡駅南北地下道が開通する。 |
1972年10月30日 | バスターミナルの供用を開始。 |
1984年1月10日 | 東海道本線の車扱貨物の取り扱いが廃止となる。 |
1986年11月1日 | 東海道本線の荷物の取り扱いが廃止となる。 |
1987年4月1日 | 国鉄分割民営化に伴い、東海道本線蒲郡駅を東海旅客鉄道(JR東海)が継承。 |
1989年3月11日 | 当駅~大垣間に上下10往復の「新快速」を設定し、「新快速出発式」を実施する。 |
1995年3月28日 | JR蒲郡駅(北口)の仮駅舎の使用を開始し、自動改札機を導入。 |
1996年5月11日 | 名鉄蒲郡駅(南口)の仮駅舎の使用を開始し、区画整理事業で南口駅前広場の暫定整備が完了する。 |
1998年10月31日 | 連続立体交差化工事のため、名鉄線を旧東海道本線下り線を使用した仮線に移設。 |
2000年11月11日 | 名鉄線が高架化(当駅~蒲郡競艇場前間、ホーム部分はリニューアル)し、その4日後の11月15日に「発車式」を実施する。 |
2003年4月14日 | 東海道本線の下り線が高架化。 |
2005年12月18日 | 東海道本線の上り線が高架化。 |
2005年12月26日 | 新駅舎使用開始により、JR東海と名鉄の改札を分離。 |
2006年11月25日 | JR東海でICカード「TOICA」の利用が可能となる。 |
2008年3月 | 鉄道高架化事業が完了する。 |
2017年7月 | 在来線有人改札をガラス張りのウォークインタイプに改装。 |
北口駅前広場は1967年(昭和42年)12月5日の広場完成時とほぼ同じ構造で、西側がタクシープールおよびタクシーのりば、東側が市営駐車場および自家用車専用乗降場となっています。バスのりばは駅前の道路上に通常のバス停同様に設置されています。愛知県下でも早期に完成した地下道・地下街は、高架化完成に伴い閉鎖された南北地下道を除き引き続き供用されています。かつては北口側がより賑わっていましたが、スーパーマーケットの撤退や駅前ビルの空室が目立ち、現在では南口側に取って代わられた感があります。今後は北口駅前広場の整備が予定されています。
一方、南口駅前広場はかつて、西側が駅前広場への車両入口、東側が駅前広場からの車両出口となっており完全な一方通行になっていました。2008年の高架化事業に際して整備されました。西側がタクシープールおよびタクシーのりば、市営駐車場および自家用車専用乗降場、東側がバスのりばおよび竹本油脂専用となっています。バスのりば中心には観光交流立市「蒲郡」を象徴するモニュメントとしてアメリカズカップに参戦した「ニッポン・チャレンジ」のヨット(JPN-3)が設置されています(同チームのベースキャンプ地は蒲郡港であった)。南口駅前広場から竹島埠頭へ続く道路は50m道路として整備されメインストリートとなっています。
駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)
・蒲郡市役所
・蒲郡市民会館
・蒲郡市勤労福祉会館
・蒲郡市いきがいセンター
・蒲郡市中部市民センター
・がまごおり児童館
・蒲郡市博物館
・蒲郡市商工会議所
・豊川公共職業安定所蒲郡出張所
・生命の海科学館
・竹島水族館
・蒲郡信用金庫本店
・三河湾ネットワーク
・竹本油脂本社
駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):1
駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):2
特急・急行列車用車両(JR東海)
普通・快速列車用車両(JR東海)
通勤形車両(名鉄)
一般路線・コミュニティバス
名鉄バス:西浦病院循環線/丸山病院循環線(蒲郡駅前)、西浦病院循環線/丸山病院循環線(蒲郡駅北口)
蒲郡市コミュニティバス:西部地区バス「みかんの丘くるりんバス」(蒲郡駅)
在来線
がまごおり 蒲 郡 |
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Gamagori | ||
みかわみや Mikawa-miya |
(愛知県蒲郡市) | みかわしおつ Mikawa-shiotsu |
名鉄線
蒲郡 がまごおり GAMAGORI |
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蒲郡競艇場前 GAMAGORI-KYOTEIJOMAE |
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