瀬戸市駅
所在地 | 愛知県瀬戸市東横山町114-3 |
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所属事業者 | 愛知環状鉄道 |
駅構造/ホーム | 高架駅/2面2線 |
乗降人員 | 5,097人/日(2020年) |
開業 | 1988年(昭和63年)1月31日 |
乗り入れ路線 | 1路線(愛知環状鉄道線) |
有人駅であるか | ○ |
クイックアクセスガイド
瀬戸市駅(せとしえき)は、愛知県瀬戸市東横山町にある、愛知環状鉄道の駅となっています。駅番号は21となっていて、中部の駅百選に選定されています。
かつて、当駅は愛知環状鉄道線の前身に当たる日本国有鉄道(国鉄)の岡多線と瀬戸線の駅として計画されていました。岡多線としての当駅は途中駅で、瀬戸線が当駅から分岐する形となっていました。しかし実際には、岡多線(岡崎方面)と瀬戸線に名古屋市周辺都市をつなぐ環状線としての役割を期待され、両者をまとめた「岡多・瀬戸線」の名称で呼称されていました。「岡多・瀬戸線」は日本鉄道建設公団により、主要幹線(CD線)として建設が進められていた一方、岡多線の残る区間(AB線・当駅~多治見間)は未着工のまま、1979年(昭和54年)6月に運輸省によって建設計画が凍結されました《その後、1985年(昭和60年)10月に事実上頓挫となった》。当駅の計画段階における配線構造は島式ホームの2面4線で、岡多線(岡崎方面)~瀬戸線が本線(両方面とも複線の予定)で、岡多線(多治見方面・単線の予定)がそこから分岐するというものでした。
その後、建設が進められていた「岡多・瀬戸線」は、1984年(昭和59年)7月に国鉄が開業後の引き受けを拒否し、岡多線の既開業区間(岡崎~新豊田間)も含めて愛知県や沿線自治体の出資する第三セクターによる運営を要請しました。国鉄と地元自治体の交渉を経て、「岡多・瀬戸線」は地元自治体の出資する第三セクター会社「愛知環状鉄道」の路線として開業することとなりました。
開業当初の当駅は、構想段階で高蔵寺方面の本線として計画されていた線路・ホームを利用した1面1線の棒線駅として供用開始されました。その後、輸送力増強整備事業によって当駅以北(高蔵寺方面)が複線化され、岡崎方面のホームが新設されたことで、現在の配線構造(相対式2面2線)となりました。
1:岡崎方面(上り)
2:高蔵寺・中央線経由名古屋方面(下り)
1:SF22-93(サウンドファクトリー制作曲)、2:SF22-44(サウンドファクトリー制作曲)
1988年1月31日 | 開業。当時はプラットホームが現在の高蔵寺方面ホームのみで1面1線であった(10両編成対応で、ホームの高蔵寺寄りが下り、岡崎寄りが上りとなっていた)。 |
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2000年10月14日 | 中部の駅百選に選定される。 |
2004年10月3日 | 当駅~高蔵寺間の複線化に伴い、プラットホームを1面増設して相対式2面2線となる。 |
2008年9月24日 | 自動改札機を導入。 |
2010年10月16日 | バリアフリー化。 |
2016年11月29日 | ホームにLED方式の発車標を設置。 |
2019年3月2日 | 愛知環状鉄道でICカード「TOICA」の利用が可能となる。 |
駅の周辺は住宅地となっています。当駅と名鉄瀬戸線の新瀬戸駅が隣接しており、互いに乗り換えが可能となっています(ただし連絡通路に相当するものはなく、乗り換えの際は一旦地上に降りる必要がある)。
駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)
・瀬戸市役所
・瀬戸市消防本部
・愛知県瀬戸保健所
・公立陶生病院
・瀬戸年金事務所
・瀬戸市立図書館
・水野駅(名鉄)
・瀬戸市役所前駅(名鉄)
・瀬戸信用金庫本店
・瀬戸市歴史民俗資料館
駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):1
駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):3
一般路線・コミュニティバス
名鉄バス:瀬戸北線/東山線/水野循環線/みずの坂線(新瀬戸駅)
瀬戸市コミュニティバス:こうはん線/曽野線/下半田川線(新瀬戸駅)
せとし 瀬戸市 |
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Setoshi | ||||
せとぐち Setoguchi |
(愛知県瀬戸市) | なかみずの Naka-mizuno |
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