四日市駅
所在地 | 三重県四日市市本町3-85 |
---|---|
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
駅構造/ホーム | 地上駅/1面3線 |
乗車人員 (降車客を含まない) |
2,286人/日(2019年) |
開業 | 1890年(明治23年)12月25日 |
乗り入れ路線 | 1路線(関西本線) |
有人駅であるか | ○(直営駅) |
JR全線きっぷうりば (みどりの窓口)が 存在しているか |
○ |
クイックアクセスガイド
四日市駅(よっかいちえき)は、三重県四日市市本町にある、東海旅客鉄道(JR東海)と日本貨物鉄道(JR貨物)の駅です。駅番号はCJ11となっています。
市名を冠し四日市市の代表駅となっていますが、当駅から1kmほど西側に近鉄四日市駅が所在し、乗車人員数は近鉄四日市駅の約8分の1となっています。当駅は工場群が立地する臨海部に位置しています。市街地中心部とは近鉄四日市駅から向かう場合よりも離れています。これは貨物需要があるがために、線路を工業エリアに隣接して敷設する必要があったことによります。 四日市市役所は、両駅の間に所在し、やや当駅寄りに位置しています。当駅付近にコンビナートは存在していません。
駅東方の四日市港まで日本貨物鉄道管轄の側線(通称:四日市港線)2.5kmが伸びています。途中の千歳運河には国の重要文化財であり、現役唯一の可動鉄道橋の末広橋梁があります。また、当駅より塩浜駅までは、関西本線貨物支線が伸びています。
当駅には関西本線の列車のほか、河原田駅を起点とする伊勢鉄道伊勢線の列車も乗り入れています。伊勢鉄道では駅番号を導入しており、起点の河原田駅を「3」としているため、当駅は事実上駅番号「1」となっています。
本項では伊勢電気鉄道(現在の近鉄名古屋線)がかつて設置していた四日市駅についても記述します。
在来線
1:亀山・津・松阪・名古屋方面(上下、津・松阪方面は特急と快速が利用し、上りは一部のみ)
2:名古屋・亀山方面(上下、下りは一部のみ)
3:伊勢鉄道直通鈴鹿・津方面(下り、普通列車が利用)
普通 | 区間快速 | 快速 | 快速みえ | 特急 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※記号の凡例 ○:停車
1890年12月25日 | 関西鉄道の柘植から延伸した際の終着駅(一般駅)として開業。 |
---|---|
1894年7月5日 | 当駅から桑名仮停車場まで路線を延伸し、途中駅となる。 |
1907年10月1日 | 関西鉄道が国有化。 |
1909年10月12日 | 国有鉄道の線路名称制定により、関西本線の所属となる。 |
1915年12月25日 | 三重軌道(後の三重鉄道)四日市市~諏訪前間が開業。 |
1916年3月3日 | 四日市鉄道(現在の近鉄湯の山線)四日市~諏訪間が開業。 |
1916年7月19日 | 三重軌道の路線が廃止となり、三重鉄道が改めて開業したことにより、同社の四日市市駅となる。 |
1919年までに | 四日市鉄道の四日市駅を四日市市駅に改称。 |
1920年12月21日 | 四日市港駅までの関西本線貨物支線が開業。 |
1922年3月1日 | 伊勢鉄道(後の伊勢電気鉄道で、現在の近畿日本鉄道)新四日市~海山道間が開業。 |
1922年10月1日 | 伊勢鉄道の新四日市駅を四日市駅に改称。 |
1926年9月12日 | 伊勢鉄道の駅が社名変更により、伊勢電気鉄道の駅となる。 |
1927年11月29日 | 四日市鉄道四日市市~諏訪間を廃止。 |
1928年1月29日 | 三重鉄道四日市市~諏訪前間を廃止。 |
1936年9月15日 | 会社合併により、伊勢電気鉄道の駅は参宮急行電鉄が継承。 |
1941年3月15日 | 会社合併により、参宮急行電鉄の駅は関西急行鉄道が継承。 |
1944年6月1日 | 塩浜駅までの関西本線貨物支線が開業。戦時統合により、関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改組され、同社の駅となる。 |
1952年12月1日 | 当駅から三岐鉄道三岐線に直通する旅客列車の運行を開始。 |
1956年9月23日 | 近畿日本鉄道の駅が経路変更によって廃止となる。 |
1960年2月28日 | 跨線橋が完成。 |
1964年10月1日 | 当駅から三岐鉄道三岐線に直通する旅客列車が廃止となる。 |
1967年9月30日 | コンテナ列車「ゆたか号」の運行を開始。四日市駅と汐留駅(現在は廃止)を結んでいた。 |
1985年3月14日 | 四日市~四日市港間を廃止(路線自体は現在もJR貨物の側線として存続)。 |
1986年11月1日 | 荷物の取り扱いを廃止。 |
1987年4月1日 | 国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)と日本貨物鉄道(JR貨物)が承継。 |
1998年2月14日 | 自動改札機を導入。 |
2006年11月25日 | ICカード「TOICA」の利用が可能となる(名古屋方面のみ)。 |
2012年3月31日 | 構内のJR東海ツアーズ四日市店が閉店となる。 |
2015年3月7日 | エレベーター、多機能トイレ、出入口スロープ等のバリアフリー設備が完成し、供用を開始。 |
2019年3月2日 | 南四日市~亀山間でICカード「TOICA」の利用が可能となり、当駅から下り方面も利用可能となる。 |
西側は街路樹のある中央通りが駅の正面からまっすぐ延びており、東側は四日市コンビナートの一帯となっています。
駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)
・四日市市役所
・四日市商工会議所
・津地方裁判所四日市支部
・四日市簡易裁判所
・四日市法務合同庁舎(津地方法務局四日市支局/津地方検察庁四日市支部/四日市区検察庁/桑名区検察庁)
・四日市公共職業安定所(ハローワーク四日市)
駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):1
駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):4
特急・急行列車用車両
普通・快速列車用車両
一般路線・コミュニティバス
三重交通:JR四日市(四日市市内線/東日野四日市港線/羽津山線/水沢線/四日市福王山線/市立病院四日市港線)
三岐鉄道(三岐バス):山之一色線(JR四日市駅前)
よっかいち 四日市 |
||
Yokkaichi | ||
みなみよっかいち Minami-Yokkaichi |
(三重県四日市市) | とみだはま Tomidahama |
(c)ニコニコ大百科のものを改変した上で、利用しています。