太多線

路線について

所在地 岐阜県
駅数 8駅
開業 1918年(大正7年)12月28日
距離 17.8km
複線以上が存在しているか ×
電化区間が存在しているか ×
最高速度 85km/h

太多線路線図


クイックアクセスガイド

路線の概要

路線の歴史

沿線の概況

駅の紹介

車両


路線の概要

太多線は、岐阜県多治見市の多治見駅と同県美濃加茂市の美濃太田駅を結ぶ東海旅客鉄道(JR東海)の鉄道路線(地方交通線)です。

中央本線と高山本線を結ぶ路線です。沿線は宅地化が進み、線内運転に限らず岐阜駅との直通列車が運転される通勤・通学路線となっています。

全区間を東海鉄道事業本部が管轄し、IC乗車カード「TOICA」の利用エリアに含まれています。当線内では多治見駅と美濃太田駅にのみ自動改札機が設置されており、途中駅では簡易改札機によって対応しています。


路線の歴史

1918年12月28日東濃鉄道(初代)新多治見(現在の多治見駅)~広見(現在の可児駅)間開業(軽便)。その区間内に小泉停留場、姫停留場が開業。
1919年5月13日大藪口停留場を新設。
1919年9月13日小泉停留場が駅に昇格し、小泉駅となる。
1920年2月15日根本停留場を新設。
1921年12月11日大藪口停留場が駅に昇格し、大藪口駅となる。
1926年9月25日東濃鉄道新多治見~広見間が国有化し、国鉄の太多線となる。停留場をすべて駅に昇格し、新多治見駅を多治見駅に統合。
1928年5月31日多治見~小泉間に野中仮信号場を、姫(初代)~広見間に田白仮信号場を設置。
1928年10月1日広見~美濃太田間が開業し、全通。多治見~広見間の軌間を1067mmに改軌し、新線に切り替え。姫駅(2代)を新設し、野中仮信号場・根本駅(初代)・姫駅(初代)・田白仮信号場を廃止。小泉駅を移転。
1934年3月15日多治見~美濃太田間で気動車列車の運行を開始。
1952年12月26日根本駅(2代)・下切駅・美濃川合駅を新設。
1969年10月1日全線が無煙化。
1982年4月1日広見駅を可児駅に改称。
1980年5月27日高山駅構内で電化起工式が行われるが、国鉄の財政悪化等により、工事が中止となった。
1987年4月1日国鉄分割民営化。東海旅客鉄道(JR東海)が継承し、全線の貨物営業を廃止。
1989年2月20日全線でワンマン運転を開始。
1990年3月10日「ホームライナー太多」が運行を開始(美濃太田駅から中央本線を経由して名古屋駅とを結んでいた)。高山本線との直通運転を開始(運行区間は岐阜~多治見)。
1993年10月全線で列車制御集中装置(CTC)が導入される。
2010年3月13日全線の各駅でTOICAを導入。
2012年3月17日「ホームライナー太多」が運行を終了(中央本線直通列車の消滅)。
2014年12月1日キハ25形の運行を開始。
2015年3月13日キハ40系とキハ11形の運行を終了。
2015年3月14日キハ75形の運行を開始。

沿線の概況

岐阜県多治見市にある多治見駅を出て、中央本線が左側に分かれてから、国道248号線と並行して新興住宅地を進みます。可児市にある可児駅のあたりからは古くからの住宅地を通り、名鉄広見線の下をくぐります。その後、木曽川を渡って美濃加茂市に入り、高山本線が右側から合流したところで美濃太田駅に着きます。


駅の紹介

駅名\種別 普通
多治見(CI07)
小泉(CI06)
根本(CI05)
姫(CI04)
下切(CI03)
可児(CI02)
美濃川合(CI01)
美濃太田(CI00)

※記号の凡例 ○:停車、△:一部停車、▽:一部通過、|:通過、
-:設定なし


車両

普通・快速列車用車両

キハ25形

キハ75形