辰野駅

駅について

所在地 長野県上伊那郡辰野町大字辰野
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
駅構造/ホーム 地上駅/2面4線
乗車人員(降車客を含まない) 390人/日(2021年)
開業 1906年(明治39年)6月11日
乗り入れ路線 2路線(中央本線(旧線・辰野支線)・飯田線)
有人駅であるか ○(業務委託駅)
JR全線きっぷうりば
(みどりの窓口)が存在しているか
×

辰野駅駅舎

クイックアクセスガイド

駅の概要

乗り場について

接近・発車メロディについて

停車種別

駅の歴史

駅周辺の概況

当駅で見ることができる車両(定期列車のみ)

当駅付近に停車するバス路線

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駅の概要

辰野駅(たつのえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字辰野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)と東海旅客鉄道(JR東海)、日本貨物鉄道(JR貨物)の駅です。

岡谷~塩尻間を結ぶ中央本線の旧線(支線)を所属線とし、豊橋駅を起点・当駅を終点とする飯田線を加えた2つの鉄道路線が乗り入れています。かつては両線とも日本国有鉄道(国鉄)の路線でしたが、1987年の国鉄分割民営化により中央本線旧線(支線)はJR東日本、飯田線はJR東海の路線となり、また両線ともJR貨物が第二種鉄道事業者として貨物営業を行っています。旅客営業においては当駅がJR東日本・JR東海の境界駅となっています。駅舎・ホームなどは鉄道資産はJR東日本の所有であり、同社とJR東海との資産管理境界は飯田線の下り場内信号機となっています。

当駅は1906年(明治39年)の中央本線開通と同時に開業しました。その後、駅西方から伊那谷方面を結ぶ伊那電車軌道(後の伊那電気鉄道)が開業し、1916年(大正5年)には駅に直接乗り入れました。伊那電気鉄道は1943年(昭和18年)に国有化され、飯田線として国鉄の路線網に組み込まれました。

以降、中央本線と飯田線の乗換駅として栄えましたが、1983年に当駅を経由せずに短絡する塩嶺トンネル経由の新線が岡谷~塩尻間に開通し、中央本線のメインルートから外れかことから、定期特急の停車がなくなりました。その後、1986年11月に急行「こまがね」、2002年12月に夜行急行「アルプス」も廃止され、当駅を経由する中央本線の定期の優等列車は全廃されました。

現在、かつての優等列車の代替として快速「みすず」のみが停車しています。塩嶺トンネル開通後、特に分割民営化以降、飯田線列車が当駅発着の上下各1本を除き、全ての列車が岡谷・上諏訪方面へ直通しています。塩尻方面へは当駅との間での区間運転が大半を占めているため、実質飯田線の途中駅かつ地元で辰野線と呼ばれる塩尻への旧線の起点駅のようになっています。

なお、駅舎は塩嶺トンネル開通の見返りにリュシオール辰野(Luciole Tatsuno)という名の駅ビルに建て替えられましたが、現在営業しているテナントはなく閉鎖されています。書店、レンタルビデオ店、ハンバーガーショップ、立ち食いそば・うどん店等が入居していました。


乗り場について(番線表記)

0:飯田線飯田・天竜峡方面(上り)

1:飯田線飯田・天竜峡方面、中央本線岡谷・小淵沢方面(上下)

2:飯田線飯田・天竜峡方面、中央本線塩尻・松本方面(上下)

3:飯田線飯田・天竜峡方面、中央本線塩尻・松本・岡谷・小淵沢方面(上下)


接近・発車メロディについて

接近メロディ:なし

発車メロディ:0・2:SF10-31、1・3:sf013(For Tomorrow)

停車種別

普通快速特急
-

※記号の凡例 ○:停車、△:一部停車、▽:一部通過、|:通過、-:設定なし


駅の歴史

1906年6月11日鉄道院岡谷~塩尻間開通時に開業。一般駅。
1909年10月12日線路名称が制定され、中央東線の駅となる。
1911年5月1日線路名称が改定され、中央本線の駅となる。
1916年11月23日伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が西町駅から延伸し当駅に乗り入れ。この区間の開業以前は西町駅が、伊那電車軌道の「辰野駅」を名乗っていた。
1923年3月16日伊那電気鉄道の伊那松島~当駅間が、軌道から鉄道への移行のために新線へ切り替え。
1943年8月1日伊那電気鉄道が飯田線の一部として国有化され、鉄道省(後の日本国有鉄道)単独駅となる。
1949年6月1日日本国有鉄道に移管。
1983年6月15日駅舎を新築(鉄筋2階建ての駅ビルで、塩嶺トンネル供用による見返りとして行われた)。
1984年1月15日専用線発着を除く車扱貨物の取り扱いを廃止する。
1986年11月1日荷物の取り扱いを廃止する。
1987年4月1日国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。
2006年6月11日開業100周年を記念し、記念行事を開催。記念弁当も限定発売された。また、前日には塩尻~当駅~岡谷間でレトロ客車「たつのぴっかり号」が運転された。
2009年3月13日当駅発着の定期貨物列車が廃止となる。
2011年1月1日この日をもってキヨスクの営業を終了。
2014年4月1日東京近郊区間に編入される。
2018年8月31日この日をもってみどりの窓口の営業を終了。
2018年9月1日業務委託化され、管理駅業務が塩尻駅に移管される。

駅周辺の概況

少し歩いた所に商店街があります。

辰野駅周辺図

駅周辺の主な施設(地図の赤円の範囲内)

・辰野町立辰野病院

・ハナマルキ本社跡

・三輪神社

・童謡公園

駅周辺の交番数(地図の赤円の範囲内):1

駅周辺の郵便局数(地図の赤円の範囲内):1


当駅で見ることができる車両(定期列車のみ)

普通・快速列車用車両

E127系

211系

213系

313系


当駅付近に停車するバス路線

一般路線・コミュニティバス

辰野町営バス:川島線/飯沼線(辰野駅前)


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