静岡鉄道静岡清水線

路線について

所在地 静岡県
駅数 15駅
開業 1908年(明治41年)5月18日
距離 11km
複線以上が存在しているか
電化区間が存在しているか
最高速度 70km/h

静岡鉄道静岡清水線路線図

クイックアクセスガイド

路線の概要

路線の歴史

沿線の概況

駅の紹介

車両


路線の概要

静岡鉄道静岡清水線(しずおかしみずせん)は、静岡県静岡市葵区の新静岡駅と、同市清水区の新清水駅を結ぶ鉄道路線です。


路線の歴史

1908年5月18日静岡鉄道(初代)辻村(現在の新清水駅)~清水町(後の波止場駅)間開業。開業時は軌間762mmの蒸気動力で、貨物営業のみであった。
1908年7月1日辻村~清水町間の旅客営業を開始。
1908年7月28日大日本軌道が静岡鉄道を合併し、同社の静岡支社となる。
1908年12月9日静岡(国鉄の同名の駅とは異なるもので、現在の新静岡駅)~辻村間開業。これにより、静岡~波止場間が全通。
1918年江尻新道(辻村から改称)~波止場間廃止(後に波止場線として再開業)。
1919年5月1日駿遠電気に譲渡。
1920年8月2日1067mmに改軌、600V電化。
1923年2月28日静岡電気鉄道に改称。
1925年4月1日静岡~公園前(現在の音羽町駅)間複線化。
この間静岡駅を鷹匠町駅に、公園前駅を音羽町駅に改称。
1930年3月31日音羽町~古庄間複線化。
1930年7月16日古庄~桜井戸(後に廃止)間複線化。
1933年3月29日江尻新道駅を清水相生町駅に改称。
1934年2月11日運動場前から東を短絡線に移設し、仮運転を開始。
1934年8月21日短絡線での本運転を開始。
1943年5月15日藤相鉄道・中遠鉄道などとの合併で静岡鉄道が発足。
1945年6月20日未明の静岡大空襲で静岡市内の施設が被災。
1945年7月6日夜の空襲で清水市内の施設が被災。
1945年12月1日鷹匠町~清水相生町間を軌道から地方鉄道に変更し、波止場線清水相生町~波止場間を休止。
1945年12月26日鷹匠町駅の駅舎が完成。
1946年12月27日安西~鷹匠町間を静岡市内線、鷹匠町~清水相生町間を静岡線として分離。
1949年3月25日波止場線清水相生町~波止場間を廃止。
1953年8月電車修理工場を鷹匠町駅から、長沼駅の構内に移転。
1953年11月24日快速の運転を開始。
1954年夏清水市内線港橋まで快速の乗り入れ運転を実施。
1954年10月1日鷹匠町駅を新静岡駅に、清水相生町駅を新清水駅に改称。
1955年集電装置をトロリーポールからパンタグラフに変更。
1958年3月10日快速を廃止し、急行の運転を開始。
1961年3月1日有度学校前駅を御門台駅に改称。
1969年2月長沼駅に列車総合制御盤を導入。
1970年12月ATSを設置。
1971年2月列車無線装置を設置。
1973年4月25日オールステンレス製の1000形電車の運転を開始。
1974年7月7日七夕豪雨による土砂災害で夜から全線不通に。15日に全線復旧。
1975年9月1日ワンマン運転を開始。
1979年12月CTC化。
1986年3月25日県立美術館前駅を新設。
1991年11月1日運動場前駅を県総合運動場駅に改称。
1992年9月1日自動改札機を新静岡駅・新清水駅など5駅に設置し、翌年12月までに全駅に設置。同時に早朝・深夜の車掌業務を廃止、完全都市型ワンマン運転化。
1994年6月2日パサールカード(ストアードフェアシステム)を導入。
1996年4月1日同日のダイヤ改正で急行の設定を廃止し、全列車が普通となる。
2006年10月28日ICカード「LuLuCa」を鉄道線全駅にて導入。
2007年9月1日ICカード「PiTaPa」を鉄道線全駅にて導入し、それと同時にICOCAも利用可能になる。
2008年2月1日御門台~新清水間でi-ATSの使用を開始(その後全線に拡大)。
2008年10月1日列車運転に携わる社員の制服を一新。
2009年4月1日新静岡センター跡地および周辺地域再開発事業のため、新静岡駅の仮設改札口の供用を開始。
2011年10月1日 新静岡セノバ開業(5日)に伴うダイヤ改正により、平日ダイヤ朝の下りに急行が再設定され、上りに通勤急行が新設された。全駅の駅名標などのサインシステムおよびドア上車内停車駅案内をCIデザインのものに一斉更改(ただし新静岡駅では同年4月より9月までの間試作タイプの駅名標を試験的に設置)、同時に駅ナンバリングを本格導入。駅構内・列車車内案内上の英文表記を「県」で始まる途中2駅(県総合運動場駅、県立美術館前駅)はローマ字転写から直接英訳したものへ変更、「ょう」で終わる各駅の長音符号表記を廃止。
2013年3月23日全国交通系ICカードの相互利用を開始。
2014年11月27日2016年度よりA3000形を導入することを発表。
2015年1000形電車の車体側面および車内のワンマン表示を消去。
2016年3月11日1004号編成が運用を離脱し、これが1000形初の運用離脱となった。
2016年3月24日A3000形が営業運転を開始。
2021年10月10日同日のダイヤ改正で急行と通勤急行の設定を廃止し、全列車が再度、普通となる。
2024年6月30日1000形の運転を終了。

沿線の概況

葵区にある新静岡駅を出ると、建物が密集した中を通り、春日町駅の手前でJR東海道本線や東海道新幹線、国道1号線と並行して進むようになります。古庄駅を出たところで国道1号線の上を跨ぐと駿河区に入り、JR東海道本線や東海道新幹線の上を跨いで、県総合運動場駅から先はこれらの南側を並行して進みます。東名高速道路の下をくぐった後、県立美術館前駅の手前で清水区に入ります。狐ヶ崎駅の手前からはJR東海道本線のすぐ隣を並行して進み、入江岡駅を出たところでJR東海道本線と別れた後、巴川を渡って、新清水駅に着きます。


駅の紹介

駅名\種別 普通
新静岡(S01)
日吉町(S02)
音羽町(S03)
春日町(S04)
柚木(S05)
長沼(S06)
古庄(S07)
県総合運動場(S08)
県立美術館前(S09)
草薙(S10)
御門台(S11)
狐ヶ崎(S12)
桜橋(S13)
入江岡(S14)
新清水(S15)

※記号の凡例 ○:停車


車両

A3000形