名神ハイウェイバス(名神高速線)

路線について

所在地 愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県
停留所数 15
開業 1964年(昭和39年)10月5日
距離 設定なし
運行会社 ジェイアール東海バス(名古屋支店)
西日本ジェイアールバス(大阪高速管理所・京都営業所・神戸営業所)
名鉄バス(名古屋中央営業所)
名阪近鉄バス(名古屋営業所・揖斐営業所)

名神ハイウェイバス(長距離)路線図

名神ハイウェイバス路線図


名神ハイウェイバス(短距離)路線図

名神ハイウェイバス路線図

クイックアクセスガイド

路線の概要

路線の歴史

沿道の概況

停留所の紹介

休憩場所について

バス車両


路線の概要

名神ハイウェイバス(めいしんハイウェイバス)は、名神高速道路および新名神高速道路を経由して愛知県名古屋市(名古屋駅・名鉄バスセンター)と京都府京都市(京都駅)・大阪府大阪市(大阪駅他)・兵庫県神戸市(三宮BT)を結ぶ昼行便の高速乗合バスです。正式名は名神高速線(めいしんこうそくせん)となっています。ここでは名阪近鉄バスが運行する「にしみの高速線(にしみのライナー)」についても扱います。

日本初の本格的な高速バス路線です。以前は東名ハイウェイバスと同様、途中に多数の停留所が開設されていましたが、現在は中間の停留所を大幅に縮小して、中京圏~京阪神間の都市間輸送に特化しています。

愛知県名古屋市中村区の名鉄バスセンター(大阪系統を除く)・名古屋駅(新幹線口)から超特急便は名古屋高速道路・東名阪自動車道・新名神高速道路・名神高速道路を、特急便は名古屋高速道路・名神高速道路などを経由し、京都駅(烏丸口)・大阪駅JR高速BT(一部便はユニバーサル・スタジオ・ジャパン)・三宮BT(一部便は神戸ポートピアホテル)まで運行しています。


路線の歴史

1964年10月5日大阪線と神戸線が国鉄と日本急行バスによって開業。
1965年3月6日京都線が開業。同日より日本高速自動車が運行を開始する。
1970年3月15日日本万国博覧会(大阪万博)期間中のみ大阪線と神戸線が同会場経由で運行され、名古屋から会場までの直行便も臨時に運行された。(同年9月13日まで)
1974年10月1日日本急行バス、大阪線と神戸線を休止。
1977年4月1日国鉄・日本高速自動車、神戸線を休止。
1978年4月1日国鉄・日本高速自動車、神戸線を廃止。
1981年4月24日神戸ポートアイランド博覧会会場まで乗り入れ。(同年9月14日まで)
1983年6月日本高速自動車が名古屋近鉄バスと合併し、名阪近鉄高速バスとなる(1994年4月から名阪近鉄バス)。
1988年3月13日東海旅客鉄道(JR東海・当時)単独で浜松~京都間の便を運行開始。愛称は東名名神直通バス。(停車停留所は東名豊橋北と東名音羽を除く浜松駅~東名日進間の各バス停留所、東名旭、東名春日井、名神岩倉、京都駅)
1988年4月1日ジェイアール東海バスと西日本ジェイアールバスが東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)からそれぞれバス事業を引き継ぐ。
1988年7月2日日本急行バス、神戸線を再開。後に名阪近鉄高速バスも参入するが、阪神・淡路大震災によって名阪近鉄高速バス便は運行を休止。
1989年7月15日名阪近鉄高速バス、世界デザイン博開催のため三ノ宮朝発、名古屋夜発の便を臨時運行。(同年11月26日まで)
1990年4月1日国際花と緑の博覧会(大阪花博)会場へ乗り入れ。(同年9月30日まで)
1991年4月名阪近鉄高速バス、神戸線に3列シート車(ポートクイーン号)を投入(後に廃止)。
1993年7月名阪近鉄高速バス、大阪伊吹山線を運行開始。
2001年3月31日大阪線の一部便がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)への乗り入れを開始。
2002年4月1日日本急行バスが名古屋観光自動車へ吸収合併され、名古屋観光日急となる。
2002年6月1日急行系統を廃止。これに伴い、尾西、名神羽島、安八、養老口、名神関ヶ原、山東、名神米原、名神彦根、甲良、秦荘、蒲生、名神竜王、栗東、名神草津、名神瀬田、名神大津、名神山科が廃止となり、急行系統のみが停車していた名神茨木に特急系統が停車するようになる。また、京都線が名古屋観光日急を含めた4社共同運行となり、名鉄バスセンターへの乗り入れを開始した。
2004年7月16日神戸線が名古屋観光日急と西日本ジェイアールバスとの共同運行になる。
2005年名阪近鉄バス、この年をもって大阪伊吹山線を廃止。
2006年4月1日神戸線にジェイアール東海バスが新たに参入し、3社共同運行となる。
2006年12月15日浜松~京都間の便を廃止。
2007年7月20日この日より西日本ジェイアールバスが大阪伊吹山線を「伊吹山号」として期間限定(同年9月30日まで)で運行を再開。
2008年4月22日超特急系統を新名神高速道路経由とし、所要時間を短縮。新名神高速道路上に土山バスストップを新設。
2008年7月1日名古屋観光日急が名鉄東部観光バス・名鉄西部観光バスと共に名鉄岐阜観光へ吸収合併され、名鉄観光バスとなる。
2009年2月1日この日より名鉄観光バス便の運行を名鉄バスに移管。
2010年12月9日大阪線の一部便(USJ発着便を除く)が湊町バスターミナル(OCAT)発着となる。神戸線(下り1本を除く)が京都深草に停車。名古屋駅バスターミナルが桜通口から新幹線口(太閤口)へ移転。
2011年6月1日大阪駅ののりばが桜橋口から大阪駅JR高速バスターミナルに変更。
2011年10月7日夜行臨時便「青春大阪ドリーム名古屋号」が運行を開始したことに伴い、折り返し運用となる臨時昼行便を1往復増便。
2012年12月年末年始運行の臨時便を大阪線に3往復増便。便名は81~86便で途中の停車バス停はなし。
2013年3月2日西日本ジェイアールバスの三宮BT発名鉄BC行の車両が、滋賀県甲賀市の甲南トンネル入り口付近で走行中に出火、全焼する事故が発生。乗員乗客は全員避難して無事だった。
2014年8月1日大阪線を3往復増便し、土山バスストップを通過するようになる。また、「青春大阪ドリーム名古屋号」の定期運行化に伴い、折り返し運用となる臨時昼行便も定期運行となる。
2014年9月1日大阪線を2往復増便。
2014年10月5日名神高速道路開業50周年記念キャンペーンの一環として、三宮BT発着便のうち1往復を神戸駅まで延伸(2015年2月28日まで)。
2017年4月17日土山バスストップを京都線が通過するようになり、土山バスストップに停車するのは神戸線の西日本ジェイアールバス便のみとなる。大阪線の特急系統が廃止となり、全便が超特急系統となる(これに伴い、名神大山崎、名神茨木が廃止となり、名神大垣、名神多賀、百済寺、名神八日市、菩提寺を経由しなくなる)。また、京都深草~京都駅・大阪駅・三ノ宮駅相互間の乗降車が不可能となった。他にも、運行実績から名鉄BC~名古屋駅BT間の所要時間を延ばし、特急系統は名古屋~一宮IC間が名岐バイパス経由から名古屋高速道路経由に変更となった。
2017年10月大阪線上り2本の名古屋駅到着場所を広小路口に変更。
2018年12月1日土山バスストップと名神高槻を廃止し、京都深草を神戸線が通過するようになる。
2019年12月21日大阪線の臨時昼行便を1往復増便。
2020年12月1日千里ニュータウンと湊町バスターミナル(OCAT)を廃止し、京都深草を大阪線が通過するようになる。
2021年7月17日にしみの高速線(にしみのライナー)が開業。安八を復活し(安八スマートインターチェンジ外に設置)、道の駅パレットピアおおのを新設。
2022年11月3日愛・地球博記念公園(ジブリパーク)を新設(土・休日と特定日のみ停車)。
2023年名阪近鉄バス、この年をもって伊吹山線を廃止。伊吹山山頂を廃止。
2024年4月1日愛・地球博記念公園(ジブリパーク)を廃止。

沿道の概況

現在、準備中。


停留所の紹介

停留所名\種別系統 にしみの高速線(にしみのライナー)特急(京都線)超特急(京都線)超特急(大阪線)超特急(神戸線)
名鉄バスセンター□◆ --
名古屋駅(新幹線口)□◆
安八□ |
名神大垣
道の駅
パレットピアおおの□
名神多賀 -
百済寺 -
名神八日市 -
菩提寺 -
京都深草◇ -||
京都駅□◇ -
大阪駅JR高速BT□◇ ---
ユニバーサル・スタジオ
・ジャパン(USJ)□◇
---
三宮バスターミナル□◇ ----
ポートピアホテル□◇ ----

※停留所の凡例 □:名神本線上にない停留所、◆:下り乗車のみ・上り降車のみ、◇:下り降車のみ・上り乗車のみ

※記号の凡例 ○:停車、△:一部便のみ停車、|:通過、∥:経由なし、-:設定なし


休憩場所について

超特急:甲南PA
 特急(京都線):多賀SA
 にしみの高速線(にしみのライナー):なし


バス車両

ジェイアール東海バス

三菱ふそう・エアロエース

日野・セレガHD(2代目)

西日本ジェイアールバス

三菱ふそう・エアロエース

いすゞ・ガーラHD(2代目)

名鉄バス

三菱ふそう・エアロエース

名阪近鉄バス

日野・セレガHD(2代目)