豊鉄1800系電車(2代)

車両について

運用事業者 豊橋鉄道(豊鉄)
製造所 東急車輛製造(現在の総合車両製造所)
製造年 1967年(昭和42年)~1972年(昭和47年)
総数 30両
運用開始 2000年(平成12年)12月22日
運用路線 渥美線
最高速度 85km/h
備考 元東京急行電鉄(東急、現在の東急電鉄)7200系

豊鉄1800系電車

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車両の概要

車両の性能・仕様

形式

編成

車両についての見解


車両の概要

豊鉄1800系電車(とよてつ1800けいでんしゃ)は、豊橋鉄道(豊鉄)が2000年から運用している電車です。

渥美線では、1997年に架線電圧を600Vから1500Vに昇圧した際、親会社である名古屋鉄道から名鉄7300系電車(廃車)の譲渡を受け、すべての車両を入れ替えました。しかし、加速性能の低さから昇圧と同時に実施された増発(15分間隔→12分間隔)に伴うスピードアップに対応できず、昇圧前のダイヤに戻すことになってしまいました。そこで、加速性能の向上と乗降時間の短縮を図るため、2000年に導入されたのが本系列となっています。なお、本系列の導入により渥美線の列車はすべて3両編成で運行されることになりました。

主な改造点
・回生ブレーキの使用停止。
・側面の行先表示器を撤去。
・パンタグラフをシングルアーム式のものに交換(一部編成のみ)。
・台車、補助電源装置、列車無線アンテナを交換(一部編成のみ)。
・運転台のガラスをデフロスタ付きのものに交換。
・ク2800形に車椅子スペースを設置。
・保安装置を東急式ATSから名鉄式ATSに変更。
・ク2801、ク2808に軌条塗油器を新設。
・1802F、1804F、1805F、1807Fにセラミック噴射装置を新設。

車両の性能・仕様

車体構造

車体はステンレス鋼製となっています。全長は18,000mm、車体幅は先頭車が2,744mm、中間車が2,740mmとなっています。

前面は種車の形状をそのまま用いています。

客用扉は両開き扉を3箇所に配しました

車体の塗装デザインは編成ごとに異なるものとなっています。

主電動機・制御装置・台車

主電動機は直流複巻電動機となっています。また、制御方式は抵抗制御となっています

台車は、軸ばね式ダイレクトマウント空気ばね台車となっています。

ブレーキ制御は、電磁直通式となっています。

車内仕様・サービス設備

車内はロングシートとしています。

優先席は座席のモケットによって区別されています。


形式

1800系は以下の3形式から構成されています。

モ1800形

制御電動車(Mc)です【一部の車両は中間電動車(M)として使用されている】。

モ1850形

中間電動車(M)です。

ク2800形

制御車(Tc)です。


編成

1800系の編成は3両の1種類が存在しています。

3両

ク2800モ1850
モ1800
モ1800

車両についての見解

現在、準備中。