静鉄1000形電車
運用事業者 | 静岡鉄道(静鉄) |
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製造所 | 東急車両製造(現在の総合車両製作所) |
製造年 | 1973年(昭和48年)~1985年(昭和60年) |
製造数 | 24両 |
運用開始 | 1973年(昭和48年)4月25日 |
運用終了 | 2024年(令和6年)6月30日 |
運用路線 | 全線 |
最高速度 | 70km/h |
備考 | 鉄道友の会静岡支部79年おれんじ賞受賞(1979年) |
クイックアクセスガイド
静鉄1000形電車(しずてつ1000がたでんしゃ)は、静岡鉄道(静鉄)が1973年から運用していた電車です。
車体に高抗張力ステンレス鋼を使用した静岡鉄道初のオールステンレス車両です。 静岡清水線の在来車両置き換えのために、制御電動車クモハ1000と制御付随車クハ1500からなる2両固定編成が1973年(昭和48年)から1985年(昭和60年)にかけて12本の計24両が導入されました。なお、運用開始後鉄道友の会静岡支部より「79年 おれんじ賞」を授与されています。
車体構造
車体はステンレス鋼製となっています。18m級3扉という基本的な車体規格は300形(廃車)と共通であり、側面窓配置はdD3D3D1(d:乗務員扉, D:客用扉)となっていますが、本形式においては戸袋窓は設置されていません。 窓ガラスには安全性強化を目的として防曇特殊強化ガラスを用いていて、側面窓にはバランサー付きの一段下降窓を採用しています。
前面は運転台からの視界確保を目的として大型窓の非貫通形状としました。
客用扉は幅1,300 mmの両開き扉を3箇所に配しました
車体の塗装デザインはステンレス車体を生かして無塗装としています(現在は前面にストライプ状の警戒塗装が施され、全面裾にオレンジ色の反射素材による警戒塗装が追加されている)。
主電動機・制御装置・台車
主電動機は東洋電機製造製のものとなっています。また、制御方式は抵抗制御となっています。
台車は、東急車輌製造製の車体直結(ダイレクトマウント)式空気ばね台車となっています。
ブレーキ制御は、電気指令式となっています。
車内仕様・サービス設備
車内はロングシートとなっています。
1000形は以下の2形式から構成されています。
クモハ1000形
上り方(新静岡方)の制御電動車(Mc)です。
クハ1500形
下り方(新清水方)の制御車(Tc)です。
1000形の編成は2両の1種類が存在しています。
2両
クモハ1000 | クハ1500 |
現在、準備中。