近鉄1200系・1201系電車
運用事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
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製造所 | 近畿車両 |
製造年 | 1982年(昭和57年)~1984年(昭和59年) |
製造数 | 24両 |
運用開始 | 1982年(昭和57年) |
運用路線 | 名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線 |
最高速度 | 110km/h |
備考 | 2両編成仕様はワンマン対応改造がなされ、1201系となっている |
クイックアクセスガイド
近鉄1200系・1201系電車(きんてつ1200けい・1201けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道(近鉄)が1982年から運用している一般車両です。
1400系の2両編成仕様と在来型の2410系・2430系との混結運用仕様として、1982年から1984年にかけて2両編成10本と混結運用仕様の2両が2本の計24両が製造されました。
1970年代後半当時、近鉄においても省エネルギーに優れた一般車を投入する計画が登場し、電機子チョッパ制御を採用した3000系(廃車)を奈良線・京都線に試験投入しました。しかし、3000系は製造コストが高かったため、製造コストを低く抑えつつ高速運転に適した界磁チョッパ制御車の開発が進められ、その中の一形式として投入されました。
車体構造
車体は通勤形一般4扉車の1400系を踏襲しています。
主電動機・制御装置・台車・運転機器
主電動機は1400系と同じものを用いています。また、制御方式はWN駆動方式を用いた界磁チョッパ制御となっています。
台車は、1400系と同様の両抱き踏面ブレーキ式台車となっています。
ブレーキ制御は、HSC-R回生ブレーキおよび抑速ブレーキ付き電磁直通式となっています。
車内仕様・サービス設備
内装は座席がロングシートとなっており、1200系にはサ1380形にトイレ(和式の貯蔵タンク式)を装備しています。
1200系・1201系は以下の3形式から構成されています。
モ1200(1201)形
下り方(鳥羽方)の制御電動車(Mc)です。
ク1301形
上り方(近鉄名古屋方)の制御車(Tc)です。
サ1380形
付随車(T)です。トイレが搭載されています。
1200系・1201系の編成は4両と2両の2種類が存在しています。
4両
モ1200 | サ1380 | モ2450 | ク2590 |
2両
モ1201 | ク1301 |
1982年製造(1200系2次車)
2両編成2本が増備されました。この編成からは製作当初から側面に方向幕が設置されました。
1983年製造(1200系3次車)
2両編成4本が増備されました。この編成からは内装材のデザインが変更されました。
1984年製造(1200系4次車)
混結運用仕様の2両が2本増備されました。この編成は混結運用仕様のために上り方(近鉄名古屋方)に運転台がなく、サ1380形にトイレを装備して製造されました。
現在、準備中。