近鉄1010系電車

車両について

運用事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
製造所 近畿車輛
製造年 1972年(昭和47年)
製造数 15両
運用開始 1972年(昭和47年)
運用路線 名古屋線・湯の山線・鈴鹿線・山田線・鳥羽線
最高速度 110km/h
備考 登場時の形式は920系で、京都線系統で運用されていた

近鉄1010系電車

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車両の概要

車両の性能・仕様

形式

編成

車両についての見解


車両の概要

近鉄1010系電車(きんてつ1010けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道(近鉄)が1972年から運用している一般車両です。8400系と同系の車体に600系(廃車)の走行機器を流用した旧性能車として登場し、後に高性能車へ改造されました。

当時、京都線で使用されていた600系などの小型車置き換えと輸送力増強を目的に920系として登場し、名古屋線系統への転属の際に1010系に改番されました。

製造当初は冷房装置が省略されていました。


車両の性能・仕様

車体構造

車体は先に登場した8400系に準じています。

主電動機・制御装置・台車・運転機器

主電動機は600系(廃車)で使われていたものを整備・改修して用いていました。そのため、制御方式は吊り掛け駆動方式を用いた電動カム軸式抵抗制御となっていました(現在はWN駆動方式を用いた界磁位相制御となっている)。

台車は、電動車がシュリーレン式空気ばね台車で、制御車と付随車がシュリーレン式金属ばね台車となっています。

ブレーキ制御はWNドライブ車との混結を想定して、HSC電磁直通式となっていました(現在はHSC-R回生ブレーキ付き電磁直通式となっている)。

車内仕様・サービス設備

内装は基本的に先に登場した8400系に準じています。


形式

1010系は以下の3形式から構成されています。

モ1010形

下り方(鳥羽方)の制御電動車(Mc)です。

モ1060形

中間電動車(M)です。

ク1110形

上り方(大阪上本町・近鉄名古屋方)の制御車(Tc)です。



編成

1010系の編成は3両の1種類が存在しています。

3両

モ1010モ1060ク1110


車両についての見解

現在、準備中。